【阿桜園】☆防災 炊き出し訓練☆
12月9日(金)に避難訓練を行い、その後に非常時の炊き出し訓練を行いました。
最初に災害用の備蓄倉庫を確認しました。阿桜園では５日分の食糧を備蓄しています。備蓄品を開封する際に缶切りに戸惑う職員もいました。
まずは、リゾットを調理しました。普段とは違う調理手順で何度も説明を読み返し苦戦しました。フリーズドライのリゾットはなかなかほぐれてくれず、女性の力では大変そうでした。
次に、お湯を注いでしばらく待ち、ご飯（五目、わかめ、山菜）とポテトサラダを作りました。ご飯の固さを比べるため、水の分量を変えて作り、利用者の方それぞれに合ったご飯の作り方を確かめました。
出来上がった物を食べ比べ、味や固さ、匂い、調理のし易さや道具の不足を確認することができました。実際に食べてみると「リゾットは高齢の方もいるので、もう少し優しい味はないか。お粥食の方にも提供出来るし、温まる。」「ポテトサラダは時間を置いた方が美味しいけど、好みが分かれそう。」等、利用者の方の味の好みも考えた「備蓄」を考えることが出来ました。
調理は一時間と思ったよりも時間がかかりました。実際の災害では今回以上に手間取ることが考えられます。今後も定期的に訓練をし、有事の際にも「温かく」そして「美味しいご飯」を提供出来るようにしなくてはと、職員一同感じた訓練となりました。
