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利用者が真ん中にいる支援を考えるための実践発表会

12月17日(月)に秋田駅東口にある秋田拠点センターAL☆VEを会場に、県内の福祉サービス事業所等の職員、保護者及び関係者100名余の参加を得て、当事業団の実践発表会を開催しました。

報告1では、心身障害者コロニーにおける高齢化の現状とその取り組みについて発表がありました。高齢化に伴う様々な課題に向き合い、終末期ケアや食への対応等、他職種連携のもと、利用者ひとり一人の「その人らしい人生」を目指した実践発表でした。

報告2では、由利本荘地域生活支援センター水林事業所におけるグループホームサテライト型事業をとおして、地域生活支援の新たな課題について発表がありました。グループホームからアパートに暮らしの場を移られた方への丁寧な取り組みが印象的でした。

この後、ふたつの実践報告を総括して、秋田大学教育文化学部講師の鈴木徹氏から講評をいただきました。鈴木氏からは、利用者の「しあわせ」について言及され、私たち職員が為す支援そのものを考える貴重な機会となりました。

さて、今回の基調講演の講師は、日本相談支援専門員協会顧問の福岡寿氏をお迎えし、「それぞれの思いをかたちにする支援」と題し、ご講演をいただきました。福岡氏からは、障がいのある方を支える行動原則のもと、利用者が真ん中にいる支援についてユーモラスに、ときに熱く、長野県における地域生活支援拠点の具体的な取り組みについて話されました。多くの共感と多くの宿題をいただいた基調講演でした。

福岡様、ありがとうございました。

 

(講演する日本相談支援専門員協会 顧問 福岡 寿 氏)

 

 

 

 

 

 

 

(実践発表をする心身障害者コロニーの猪股主事、佐々木栄養士、野口主任)

 

 

 

 

 

 

 

(実践発表をする由利本荘地域生活支援センターの三浦所長補佐)

 

 

 

 

 

 

 

(実践発表後の講評の様子)

 

 

 

 

 

 

 

(講評をする秋田大学教育文化学部の鈴木徹先生)

 

 

 

 

 

 

 

(実践発表の会場の様子)