3.今月の新刊案内  秋田県点字図書2021年10月発行の図書を紹介します。  タイトルの前につけた番号でも申し込むことができます。 〇点字図書の部 1.哲学 1 ブッダはダメ人間だった 最古仏典から読み解く禁断の真実 大村大次郎《おおむらじろう》著 3冊 ブッダは「厳しい修行をやめる」ことで悟りを開いた。なのに、なぜ仏教の僧侶たちは厳しい修行をしているのか。「初期仏典」をひもとき、「畏敬の念」という先入観のないブッダの人物像を描きつつ、ブッダの教えの本質に迫る。 2 隠された十字架 法隆寺論 梅原猛《うめはらたけし》著 9冊 法隆寺は怨霊鎮魂の寺!大胆な仮説で学界の通説に挑戦し、法隆寺に秘められた謎を追い、古代国家の正史から隠された真実に迫る。 3.社会科学 3 天皇家の家計簿 宝島社皇室取材班《たからじましゃこうしつしゅざいはん》編 3冊 年間3億2400万円の天皇・上皇「お手元金」、学習院・ICUほか皇族子女「学費」の出どころ…。国民の「税金」を原資に支えられている皇族たちの日々の暮らし、衣食住、生活実態を徹底調査する。 4 ダイエット幻想 やせること、愛されること 磯野真穂《いそのまほ》著 3冊 モテたいから?選ばれたいから?「やせたい」動機は様々だけど、そのせいで生きづらくなっていませんか?「食べる」と「生きる」をあらためて見つめなおす一冊。 9.文学 5 それでも、医者は甦る 研修医志葉一樹の手術カルテ 午鳥志季《ごとりしき》著 4冊 研修医の志葉は、入院中の女子高生・遥の自殺を思い留まらせたことから彼女と打ち解ける。だが手術は失敗し、遥は亡くなる。ところが志葉が目を覚ますと、日付が手術の前日に戻っていた!遥を救うために奮闘する志葉だが…。 6 ぼくの旅のあと先 椎名誠《しいなまこと》著 4冊 世界中の様々な場所を旅してきた行動派作家の椎名誠が、旅先でぶつかったコト・モノ・ヒトについて、自身の経験や読書体験から考察を深めていく痛快エッセイ集。 7 蒼玉のセイレーン イローナ・アンドルーズ著 仁嶋《にしま》いずる訳 7冊 謎の新薬により、人間が魔力を持つようになった現代。小さな探偵事務所を引き継いだばかりのカタリーナの元に、不審火の真相を解明してほしいという依頼が舞い込んだ。 <定期刊行物> 鍼灸の世界 豊桜 9月号 桜雲会 1冊 点字毎日 10月3日号 毎日新聞社 1冊 点字毎日 10月10日号 毎日新聞社 1冊 点字毎日 10月17日号 毎日新聞社 1冊 点字毎日 10月24日号 毎日新聞社 1冊 点字毎日 10月31日号 毎日新聞社 1冊 ライト&ライフ 10月1日・15日号 東京ヘレンケラー協会 各1冊 新刊案内 9月号 秋田県点字図書館 1冊 〇テープ図書の部 朝日新聞 10月 第1号 朝日新聞社 1巻 朝日新聞 10月 第2号 朝日新聞社 1巻 朝日新聞 10月 第3号 朝日新聞社 1巻 さきがけポスト 10月 上旬号 秋田魁新報社 1巻 さきがけポスト 10月 中旬号 秋田魁新報社 1巻 さきがけポスト 10月 下旬号 秋田魁新報社 1巻 PHPスペシャル 10月号 PHP研究所 2巻 秋田県点字図書館だより 10月号 秋田県点字図書館 1巻 〇デイジー図書の部 1.哲学 1 老いへの「ケジメ」 モノとこころの整理術 斎藤茂太《さいとうしげた》著 4:17 日常生活を構成するひとつひとつに、自分なりの「ケジメ」をつける。身辺のあれこれを、少しずつ整理する。それがいつか死にゆく人としての「小さなケジメ」である─。「ハッピーエンド」を迎える準備についてやさしく説く。 2 キケロー 人と思想 173 角田幸彦《かくたゆきひこ》著 13:59 ギリシャ哲学をヨーロッパ中世へ伝えた、ローマの哲学者キケロー。彼の生涯と思想を述べることを通して、キケローの現代的意義を見出す。 3 相手の身になる練習 鎌田實《かまだみのる》著 4:21 1%でいい、誰かのために生きてみる─。今まで何となく見過ごされてきた、古くて新しい「相手の身になる力」。その大切さを、著者の経験を交えて伝えるとともに、「相手の身になる力」をつけるための練習も紹介する。 3.社会科学 4 枝野ビジョン 支え合う日本 枝野幸男《えだのゆきお》著 6:53 「保守本流」を自称する立憲民主党の代表・枝野幸男が、その真意と、目指す社会の未来像を提示。明治維新以来の「規格化×大量生産型社会」の限界と、互いに「支え合い、分かち合う」社会の必要性を訴える。 5 ハダカの東京都庁 澤章《さわあきら》著 4:47 小池都知事の会見で指名されるのはお気に入りの記者ばかり。巧妙になる天下りの実態。管理職同士が目立つ都庁内不倫…。元幹部が、実際に見て聞いた都庁の内幕を明かす。 4.自然科学 6 病人と看病人 野口晴哉《のぐちはるちか》著 6:51 人間は一人の時の心の動きと、二人以上の関係が生じたときの心の動きは微妙に異なるものである。兄弟のいない一人っ子、二人兄弟、三人兄弟の各々の心理を思い浮かべれば、このことは容易に理解されよう。長年整体指導に携わってきた著者は、早くから病人の特殊心理として、未練症状や被害者意識を指摘してきたが、この特殊心理も、実は、看病人や医者といった第三者との関わり合いの中で初めて生じてくるものであると著者は言う。著者は病人と看病人を対置させ、各々の潜在意識内の葛藤などを鮮やかに抽出するとともに、こうした状況に陥った際の具体的な解決への指針を与えている。 7 20歳若返る食物繊維 免疫力がアップする!健康革命 小林弘幸《こばやしひろゆき》著 青江誠一郎《あおえせいいちろう》監修 小林暁子《こばやしあきこ》監修 5:15 腸が整えば、免疫力がアップし、心身ともに若々しく生きることができる!腸内環境を改善する食物繊維の詳しい働きを解説し、手に入りやすく食物繊維が多い食材を使ったレシピなどを紹介する。 5.技術 8 ひらけ!オフグリッド 電線切ったら、楽しい暮らしが待っていた サトウチカ著 6:44 電力会社との契約を「オフ」して、たった8枚の太陽光パネルだけで100%電力自給を実現。家庭で使う電気くらいであれば十分まかなえることを実証した、オフグリッド生活を紹介する。 6.産業 9 物流危機は終わらない 暮らしを支える労働のゆくえ 首藤若菜《しゅとうわかな》著 9:05 ネットで注文した商品が、送料無料で翌日配達される。だが、その荷物を運ぶドライバーは、過酷な労働を強いられている─。 7.芸術 10 ベルイマン 人と思想 166 小松弘《こまつひろし》 7:15 スウェーデンの芸術家・ベルイマンにとって、映画は自分自身を照らし出すものだった。彼の映画全作品を鳥瞰しながら、その思想と作品世界を紹介する。 11 栄光のためだけでなく レスリングに導かれ シリーズ時代を語る 茂木優《もてぎまさる》著 秋田魁新報社《あきたさきがけしんぽうしゃ》編 2:34 大仙市(旧協和町)出身の茂木さんは秋田県レスリング界を代表する選手及び指導者として知られ、五輪代表に輝いたほか、多くの優れた後進を育て上げました。レスリング一筋の道のりを、多くの人たちとの交流を織り交ぜながら鮮やかに描き出しています。 9.文学 12 三島由紀夫 人と思想 197 熊野純彦《くまのすみひこ》著 10:29 多くの作品を遺して壮絶な最期を遂げた三島由紀夫。主要作品の系列を読みなおし、その政治的行動の背後にある彼の生と思考の軌跡を明らかにする。 13 黒きは耕す男の眼 俳句と共に歩んだ日々 シリーズ時代を語る 舘岡誠二《たておかせいじ》語り 2:05 秋田魁新報連載「時代を語る」の「舘岡誠二」編を一部加筆・修正。五城目町生まれ。八郎潟町で湖畔時報を発行する傍ら、秋田の風土を生かした句作を続けてきた。本書は舘岡さんの俳句に懸ける情熱を描く。 14 宮廷神官物語 九 榎田《えだ》ユウリ著 6:32 神官書生になるための試験に挑む天青は、聡明な下働きの少年・燕篤と親しくなる。しかし、その身分を超えた友情が事件を引き起こす。 15 ソライロ♪プロジェクトA 恋愛経験ゼロたちの恋うたコンテスト 一ノ瀬三葉《いちのせみよ》作 夏芽《なつめ》もも絵 4:33 動画投稿サークル・ソライロの絵師をやっている一歌。今回挑戦するのは、恋うたコンテスト。だけど、みんな「恋」がわからなくて大苦戦。しかも、成績が落ちたせいで、親にパソコンを没収されてしまい!? 16 月の鉢 九十九字ふしぎ屋商い中 [7]  霜島《しもじま》けい著 6:38 子連れの女の幽霊が「うちの人を助けて」と言い残して消えた。九十九字屋店主の冬吾がるいを連れて亭主の住む長屋へ急ぐと、そこには死んだように眠る男と水を張った平鉢が。抜けた魂を呼び戻そうとする冬吾だが…。 17 ふしぎ駄菓子屋銭天堂 15 廣嶋玲子《ひろしまれいこ》作 jyajya絵 3:06 その駄菓子屋は、幸せと不幸のわかれ道。女主人・紅子が、きょうもお客さんの運命を駄菓子で翻弄する。 18 ジェイムズ・ジョイス 人と思想 194 金田法子《かねだのりこ》著 6:37 20世紀の最も重要な小説家とも言われるアイルランドの作家ジェイムズ・ジョイス。様々な困難と戦いながら生きた彼の生涯を辿り、その思想の背景を探る。 19 ヘルダリーン 人と思想 171 小磯仁《こいそまさし》著 9:55 18世紀後半から19世紀前半にかけて詩作を行なうも、同時代から理解されたとは言い難いドイツの詩人ヘルダリーン。彼の生涯を詩作品とともに解説する。 20 アンデルセン 人と思想 190 安達忠夫《あだちただお》著 7:24 アンデルセンの文学は、人間が抱える矛盾や葛藤を洞察し、平明な言葉と鮮烈なイメージで語ってくれる。生涯と作品の両面から、彼の文学の神髄に迫る。 21 ミュッセ 人と思想 170 野内良三《のうちりょうぞう》著 6:40 フランス・ロマン派詩人の一人であり、華麗な女性遍歴に彩られた生涯を送ったミュッセ。青春と恋愛の哀歓を歌い上げた名作を残した彼の真の姿を描く。 <定期刊行物> 朝日新聞 10月 第1号 朝日新聞社 朝日新聞 10月 第2号 朝日新聞社 朝日新聞 10月 第3号 朝日新聞社 さきがけポスト 10月 上旬号 秋田魁新報社 さきがけポスト 10月 中旬号 秋田魁新報社 さきがけポスト 10月 下旬号 秋田魁新報社 PHPスペシャル 10月号 PHP研究所 週刊文春 10月 7日号 株式会社 文藝春秋 週刊文春 10月 14日号 株式会社 文藝春秋 週刊文春 10月 21日号 株式会社 文藝春秋 週刊文春 10月 28日号 株式会社 文藝春秋 ライト&ライフ 10月号 東京ヘレンケラー協会 明日の友 254号 秋 婦人之友社 秋田県点字図書館だより 10月号 秋田県点字図書館 〇テキストデイジー図書の部 4.自然科学 1 脳が若返る最高の睡眠 寝不足は認知症の最大リスク 加藤俊徳《かとうとしのり》著 1巻 睡眠に悩みを持つ日本人は2000万人にも及ぶと言われている。寝不足によって認知症をはじめ、糖尿病やうつ病なども誘発する。脳研究の第一人者が「脳」という視点からアプローチし、睡眠問題を解決に導く快眠術を指南する。 5.技術 2 パリジェンヌより綺麗になる! 秘密のスキンケア 岩本麻奈《いわもとまな》著 1巻 日本とフランスを行き来し、世界各地で女性の肌に触れてきた皮膚科専門医が、“センシュアル”をベースにしたスキンケアやライフスタイルを提唱。日本の女性が本当に美肌になれるためのスキンケア法を紹介する。 <定期刊行物> 秋田県点字図書館だより 10月号 秋田県点字図書館 1巻