4.今月のオススメ図書 今月は、テレビドラマ、半沢直樹シリーズで知られる、池井戸潤氏を紹介します。 池井戸潤(いけいど じゅん、1963年6月16日〜)は、日本の小説家。岐阜県出身。 文学賞受賞歴 ・1998年─『果《は》つる底なき』で第44回江戸川乱歩賞受賞 ・2010年─『鉄の骨』で第142回直木三十五賞候補、第31回吉川英治文学新人賞受賞 ・2011年-『下町ロケット』で第145回直木三十五賞受賞 おすすめ図書 @ 果つる底なき 内容 「これは貸しだからな。」謎の言葉を残して、債権回収担当の銀行員・坂本が死んだ。死因はアレルギー性ショック。彼の妻・曜子は、かつて伊木《いぎ》の恋人だった…。坂本のため、曜子のため、そして何かを失いかけている自分のため、伊木はただ1人、銀行の暗闇に立ち向かう! 第44回江戸川乱歩賞受賞作 A 鉄の骨 内容 中堅ゼネコン一松組の若手、富島平太《とみしまへいた》が異動した先は、「談合課」と揶揄される、大口公共事業の受注部署だった。今度の地下鉄工事を取らないと、ウチが傾くぞ─たしかな技術力を武器に、真正面から入札に挑もうとする─松組の前に、「談合」の壁が立ちはだかる。組織に殉じるか、正義を信じるか。吉川英治新人賞に輝いた白熱の人間ドラマ! 下町ロケットシリーズ B 下町ロケット 内容 佃航平は宇宙工学研究の道を諦め実家の町工場を継いでいたが、経営はまさに崖っプチ。だが世界最先端の技術で特許出願をしていた佃製作所に、ロケット開発という思わぬ展開が…。 第145回 直木賞受賞作。 C下町ロケット2ガウディ計画 内容 ロケットのエンジン部品開発で倒産の危機を切り抜けてから数年。町工場・佃製作所は、またしてもピンチに陥っていた。そんな時、多くの心臓病患者を救う医療機器「ガウディ」の開発依頼が持ち込まれる。 D下町ロケットゴースト 内容 ロケットエンジン用バルブシステムの納入先・帝国重工の業績悪化、主要取引先からの非情な通告、そして番頭・殿村に訪れた危機…。予期せぬトラブルにより窮地に陥った佃製作所で、社長・佃が下した意外な決断とは─。 E下町ロケットヤタガラス 内容 トランスミッション開発に乗り出した佃製作所。ギアゴーストやライバルメーカー・ダイダロスとの戦い、帝国重工の財前が立ち上げた新たなプロジェクト…。準天頂衛星「ヤタガラス」が導く、壮大な物語の結末とは? 半沢直樹シリーズ Fオレたちバブル入行組 内容 崩壊した銀行不倒神話。給料は下がり、ポストも減り、逆境にさらされるバブル入行組の男たちの意地と挑戦を鮮やかに描く長篇小説。 Gオレたち花のバブル組 内容 粉飾問題が発覚した老舗ホテルの再建を任された銀行員・半沢。金融庁「最強のボスキャラ」との対決、出向先の執拗ないびり…。四面楚歌のバブル組は、再び一発逆転できるか。すべての働く人へエールをおくる長編小説。 Hロスジェネの逆襲 内容 子会社に飛ばされたバブル世代の主人公・半沢直樹。親会社から受けた圧力や嫌がらせは知恵と勇気で倍返し。世代を超えた男たちの戦いが、今始まる! I銀翼のイカロス 内容 「はっきり申し上げますが、御社にとっていまが─ラストチャンスです」頭取命令で経営再建中の帝国航空を押しつけられた東京中央銀行の半沢直樹が、500億円の債権放棄を求める再生タスクフォースと激突。政治家との対立、立ちはだかる宿敵、行内の派閥争い。果たして半沢に勝ち目はあるか? Jアルルカンと道化師 内容 東京中央銀行大阪西支店の融資課長・半沢直樹のもとに、大手IT企業が業績低迷中の美術系出版社を買収したいという案件が持ち込まれる。半沢は大阪営業本部の強引な買収工作に抵抗するが、背後にひそむ秘密の存在に気づく。