3.今月のオススメ図書 10月号のデイジー図書新刊で、「百田尚樹を全部読む」(杉田俊介、藤田直哉著)を紹介しております。 そこで、今月は、百田尚樹の著書を8タイトルご紹介します。 リクエストを申し込みされる際は、番号でも大丈夫ですが、新刊の申し込み番号と交錯しないために、必ず「オススメ」の中から選んだことを伝えてくださいますよう、ご協力お願いします。 @ 永遠の0《ゼロ》 (デイジー版・点字版) 内容 生きて、必ず生きて帰る。妻のそばへ、娘の元へ」涙を流さずにはいられない、男の絆、家族の絆。 「娘に会うまでは死ねない、妻との約束を守るために」。そう言い続けた男は、なぜ自ら零戦《ゼロセン》に乗り命を落としたのか。終戦から60年目の夏、健太郎は死んだ祖父の生涯を調べていた。天才だが臆病者。想像と違う人物像に戸惑いつつも、1つの謎が浮かんでくる―。記憶の断片が揃う時、明らかになる真実とは。 A BOX!《ボックス》 (デイジー版・点字版) 内容 天才vs《バーサス》.努力家 性格は正反対。二人の幼なじみの共通点は「ボクシングが好き」。それだけ。 いま最も日本人を感動させている作家、唯一無二の青春小説! 天才的なボクシングセンス、だけどお調子者の鏑矢義平《かぶらやよしへい》と、勉強は得意、だけど運動は苦手な木樽優紀《きたるゆうき》。真逆な性格の幼なじみ二人が恵美寿《えびす》高校ボクシング部に入部した。一年生ながら圧倒的な強さで勝ち続ける鏑矢の目標は「高校3年間で八冠を獲ること」。だが彼の前に高校ボクシング界最強の男、稲村が現れる。 B モンスター (デイジー版・点字版) 内容 田舎町で瀟洒《しょうしゃ》なレストランを経営する絶世の美女・未帆。彼女の顔はかつて畸形的《きけいてき》なまでに醜かった。周囲からバケモノ扱いされる悲惨な日々。思い悩んだ末にある事件を起こし、町を追われた 未帆は、整形手術に目覚め、莫大な金額をかけ完璧な美人に変身を遂げる。そのとき亡霊のように甦ってきたのは、ひとりの男への、狂おしいまでの情念だった─。 C 錨を上げよ 上巻 D 錨を上げよ 下巻 (デイジー版・点字版) 内容 戦争が終わってちょうど十年目、空襲の跡が残る大阪の下町に生まれた作田又三。 不良仲間と喧嘩ばかりしていたある日、単車に乗って当てのない旅に出る。 しかし信州の山奥の村で暴漢に襲われて遭難、拾われたトラックで東京へ。 チンピラに誘われて組事務所を手伝うことになるのだが―。 激動の昭和を駆け抜ける、著者初の自伝的ピカレスクロマン。 E 海賊と呼ばれた男 上巻 F 海賊と呼ばれた男 下巻 (デイジー版・点字版) 内容 ページをめくるごとに、溢れる涙。これはただの経済歴史小説ではない。 一九四五年八月十五日、敗戦で全てを失った日本で一人の男が立ち上がる。男の名は国岡鐡造《てつぞう》。出勤簿もなく、定年もない、異端の石油会社「国岡商店」の店主だ。一代かけて築き上げた会社資産の殆どを失い、借金を負いつつも、店員の一人も馘首《かくしゅ》せず、再起を図る。石油を武器に世界との新たな戦いが始まる。 石油は庶民の暮らしに明かりを灯し、国すらも動かす。 「第二の敗戦」を目前に、日本人の強さと誇りを示した男の物語。 出光《いでみつ》興産創業者の出光佐三をモデルとした主人公・國岡徹造の一生と、出光興産をモデルにした国岡商店が大企業にまで成長する過程が描かれている。 G フォルトゥナの瞳 (デイジー版・点字版) 内容 男には「他人の死の運命」が視えた。生死を賭けた男の選択に涙する、愛と運命の物語。 幼い頃に家族を火事で失い天涯孤独の身となった木山慎一郎は友人も恋人もなく、自動車塗装(コーティング)工として黙々と働くだけの日々を送っていた。だが突然「他人の死の運命」を視る力を手に入れ、生活は一変する。はじめて女性と愛し合うことを知った慎一郎の「死の迫る人を救いたい」という思いは、無情にも彼を窮地へと追いやり…。生死を賭けた衝撃のラストに心震える、愛と運命の物語。