7.おらがたあきてん  貸出し 田中 今月の「お知らせとトピックス」でお知らせしておりますが、12月から貸出し数が増えます。  点字版、デイジー版共に5タイトルまで、リクエストを承ります。 コロナ禍で在宅の時間が増えている方が多いことと思われます。ましてや、これからは冬の季節で、ますます家の中で過ごす時間は多くなるのではないでしょうか。 そんな方々は、点字図書や音訳図書をお楽しみください。 そこで、ご利用の皆様に改めて、お願いいたします。 1度にお貸しする冊数、枚数が多くなると、返却してくださるときに、必ず起こる弊害が、名付けて、「返却時バラバラ事件」です。 点字本がバラバラになってしまっている、デイジー図書はケースと中身が違う、もしくは何も入っていないまま返却される。テープ図書は巻き戻しがされていない、バラバラに収められてくる、などという事が多くなります。 返却されたものは、必ず点検しております。しかし、貸出しした時と同じ状態で返却されないときは、この点検に大幅な時間が費やされてしまい、貸出し業務が滞ることに繋がってしまいます。 このような事態が増えないよう、ご協力お願いします。 また、返却期限は、今までどおり、郵送期間を除く15日間です。つまり、ご自宅に届いてから15日間楽しんでいただけるという事です。 借りたけど読む時間、聴く時間が取れなかったという事で、大幅に返却が遅延する方もおりますが、次の方が待っている図書もありますので、返却が遅れる時は、必ず図書館に連絡ください。一旦返していただくこともあります。 リクエストした本が上下巻の時は上《じょう》が1タイトル、下《げ》が1タイトルとなります。シリーズものでも、シリーズまるまる1タイトルと勘違いされている方がおりますが、図書1冊1タイトル、または1枚1タイトルですので、ご理解ください。 また、利用している間に、点字用紙がバインダーから外れてしまったときは、そのままでお返しください。 デイジー版はCD-Rのツルツルしている面が読み取りする面ですので、なるべく触らないでください。再生不能になる場合がありますので、触ってしまったときは、テッシュなどでふき取ってください。 テープ版は、すでにお貸しするテープが古くなって、劣化が進んでおり、事故が起きやすい状態です。お持ちの再生機のメンテナンスなどを行い、テープの絡みなどをなるべく防ぐ配慮をお願いします。なるべくデイジー版を利用していただくことをお勧めいたします。 いずれも、事故が起きても、弁償していただくなどという事はありません。速やかにご連絡ください。 次に、年末年始の貸出しについてですが、利用期間は、10タイトルを12月25日発送1月6日(必着)までとなります。あくまでも、貸出し業務が休みになるための措置ですので、この10タイトルは利用期間が15日間ではありません。6日までに返却してください。ご利用される方は、返却期限を守れる冊数、枚数を申し込みください。延長はできません。 何にしようかとお悩みの方には、「おまかせパック」をご用意しますが、その際は以前に利用されたことがあるタイトルが届く場合もあります。 またリクエストをくださるときは、なるべく著者名かタイトル名をお願いします。曖昧なリクエストは、残念ながらお断りすることもあります。 以上、皆様が気持ちよくご利用できますよう、ご協力お願いします。 あっという間に今年が終わりに近づいてきました。 めっきり寒くなりましたが、皆さん風邪など召されておりませんでしょうか? 今年は例年よりインフルエンザの罹患者が大幅に少ないそうです。やはり、マスク、手洗いは、インフルエンザでも重要なことだったんですね。 私の姉は北秋田市在住で、姑さんと夫と三人暮らしです。 ここの姑さんがすごい。百歳になりますが、一番の好物が焼肉。もちろん小さくカットしているようですが73歳の息子の分まで食べちゃうのです。三食デザートつきを完食するし、午前午後のおやつも欠かせないのだそうです。しかも、一切薬を常用していないというから、おどろきです。インフルエンザの予防接種?受けたことがないそうです。 そのせいか、どうかは知りませんが、口も達者です。まあ百歳ですから、時々とんでもないことを口走ったり、行動を起こしたりするみたいです。そこは姉も心得ているようですが、時々愚痴をこぼしています。「妖怪だ!」って。 ある時、昼ご飯を三人で食べていたら、おばあさんが、嫁である姉に、「オラの隣に座ってる、ジサマはだれだ?なしてオラのすきな肉を食べてる?もったいネ。帰ってもらえ。」と言ったそうで、隣に座ってる姉の夫が「俺はあんたの息子だ!」って怒ったそうです。ちなみにその日の献立は、カツ定食だったそうです。 このおばあさんと息子、時々口喧嘩するみたいですが、おばあさんが負けちゃう。そうするとおばあさんは「ばか!じじい!」と口走るのだそうです。73歳とは言え、母親にじじい呼ばわりされる息子。爆笑ものです。 おばあさんはめそめそ泣いてベットに入ってしまうそうですが、姉が、氷川きよしのDVDを見せるとすぐ機嫌が直っちゃうそうなんです。 氷川きよしのDVDを食い入るように見ているおばあさんのまるまった後ろ姿が、小っちゃくてなんだかかわいく見えちゃいます。 結局わたしにとって、姉の苦労している姿は、対岸の火事にしてしまってるかもしれません。 ただただ、愚痴を聞いてあげることしかできません。ただし、私ともう一人の姉はこの一番上の姉には、絶対頑張れとは言いません。いつも、そうだ、そうだ、「妖怪だ!」(ごめん、おばあさん)と同調してあげるのが一番の励ましだと思っています。 今夜もメールが来てるかもしれません。 今日はどんな事件があったのでしょうか。ウフフ。