県民の皆様への新型コロナウイルス感染症対策についてのお願い 2020年09月30日 | コンテンツ番号 49988 新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、県民の皆様にお願いする内容は以下のとおりです。一人ひとりの行動が、感染の拡大を防ぎ、社会を守ることにつながります。皆様のご理解とご協力をお願いします。 ・10月1日から首都圏などとの往来自粛の要請は解除します(詳しくはこちら) ・感染者や医療関係者等に対する誹謗中傷は絶対にやめましょう 開始期間 令和2年10月1日(木曜日)から 対象区域 秋田県全域 1 県外との往来 都道府県をまたぐ移動については、訪問先の感染状況に注意しながら、首都圏等を含め行っても差し支えないものとしますが、感染防止策の徹底をお願いします。 旅行先では混雑を避け、人と人との間隔を確保するようお願いします。 訪問した場合は、感染防止策がとられていない店舗の利用や、例えば「換気の悪い密閉空間」「多数が集まる密集場所」「間近で会話する密接場面」の3条件が重なる「三密」の場での会食は避けるなど、最大限の注意をお願いします。 政府が推奨する「新しい旅のエチケット」を参照の上、「マスクの着用」や「手洗い」などの基本的な感染対策を徹底するとともに、国が提供している「接触確認アプリ(COCOA)」の活用をお願いします。 出発前・帰県後に発熱や体のだるさ、味覚・嗅覚に異常を感じたときは無理に外出せず、「あきた新型コロナ受診相談センター」に速やかに相談するようお願いします。 また、帰県後は、周辺の方々との接触には十分留意するとともに、例えば、2週間の行動歴を記録するなど感染拡大リスクを最小限にするための取組をお願いします。 2 基本的な感染対策の実施 今後、早期診断や治療法の確立、効果的なワクチンの開発等が実現するまでは、長丁場で感染の拡大防止と社会経済活動の両立を図っていく必要があります。 県民及び事業者の皆様には、感染のまん延を未然に防ぐため、「人と人との距離の確保」「マスクの着用」「手洗い」をはじめとした基本的な感染対策に加え、「人との接触を8割減らす、10のポイント」や、政府が推奨する「新しい生活様式」を参照の上、引き続き適切な感染防止策に取り組みながら生活を送るようお願いします。 発熱や体のだるさ、味覚・嗅覚に異常を感じた際は、無理に出勤や登校せず、「あきた新型コロナ受診相談センター」に速やかに相談されるようお願いします。 ⇒ 「人との接触を8割減らす、10のポイント」及び「新しい生活様式」についてはこちら 3 「密閉」「密集」「密接」の「三密」を避ける 集団感染の原因となり得る「換気の悪い密閉空間」「多数が集まる密集場所」「間近で会話する密接場面」の3条件が重なる場を避けていただくようお願いします。 ※ これまで、繁華街の接待を伴う飲食店やライブハウス、スポーツジム等においてはクラスターが発生していること、不特定多数での会食やカラオケを行うこと、大声を出す行動(飲食店等で大声で話す、スポーツ観戦等で大声を出す)などにはリスクが存在することに留意 【感染リスクを高めやすい場面とリスク】  具体的には、次のような場面において感染が広がっていることが確認されているので、注意すること。 @ 飲食を伴う懇親会 ・飲酒に伴い聴覚が鈍くなり大声になりやすいほか、飲酒の影響で警戒が低下 ・区切られた狭い空間への長時間、大人数での滞在 A 大人数や深夜におよぶ飲食 ・深夜におよぶ飲食は、昼間の通常の食事に比べ感染リスクが高まる懸念 B 大人数やマスクなしでの会話 ・接客や仕事後、休憩時間などでのマスクを外した会話 C 仕事後や休憩時間 ・仕事後や休憩時間での密な状況の発生 D 集団生活 ・学校の寮など大人数が閉鎖空間に長時間一緒に滞在 E 激しい呼吸を伴う運動 ・喚起の悪い閉鎖空間における人との距離が近い状態での激しい呼吸を伴う運動 F 屋外での活動の前後 ・屋外での活動前後の車での移動や食事などでの三密の発生 4 各施設における感染防止策の実施 各施設管理者の皆様においては、「入場者の制限や誘導」「手洗いの徹底や手指の消毒設備の設置」「マスクの着用」等を行うことを含め、「三密」を避けること、室内の換気や人と人との距離を適切にとることなど、基本的な感染防止策の徹底を図りながら事業活動を行うようお願いします。 従業員の働き方について、在宅勤務(テレワーク)、時差出勤など人との接触を低減する取組をお願いします。 また、各業界団体が作成する業種ごとの感染拡大予防ガイドラインに沿った取組の徹底をお願いします。 ⇒ 業種ごとの感染拡大予防ガイドラインは、新型コロナウイルス感染症対策(内閣官房特設サイト)からご確認ください。  ※【業種ごとの感染拡大予防ガイドライン一覧】をクリックし、ガイドライン掲載URLからご確認ください。 施設やイベント会場の利用者等が感染した場合などにLINEでお知らせする「秋田県版新型コロナ安心システム」の導入をお願いします(詳しくは県ウェブサイトのサイト内検索でコンテンツ番号「50770」を検索)。 ⇒ 施設に応じた感染拡大を予防するための工夫例はこちら 5 イベント・行事等の開催 イベント・行事等については、感染防止策を講じた上で次により開催するようお願いします。 全国的な人の移動を伴うイベント(主に観客等の他都道府県からの往来が想定されるもの(選手や出演者等は除く。))又は参加者が1,000人を超えるイベントの開催を主催される方は、県への事前相談をお願いします(詳しくは県HPのサイト内検索でコンテンツ番号「51207」を検索)。 <イベント・行事等の参加人数の上限等:11月末まで>  感染防止策の徹底とその内容の公表が前提条件です。(以下の※に記載のとおり) 大声での歓声・声援等がないことを前提としうるイベント等 (例:クラシック音楽コンサート、演劇等、舞踊、講演会・式典) ・収容定員の5,000人以下の場合、収容定員(空席を設ける必要はない) ・収容定員5,001人以上10,000人以下の場合、5,000人を上限 ・収容定員10,000人を超える場合、50%を上限 ・収容定員が設定されず、区域内の適切な行動確保が可能な場合は、密が発生しない程度の間隔を確保 大声での歓声・声援等が想定されるイベント、食事を伴うイベント等 (例:ロック・ポップコンサート、スポーツイベント、ライブハウスでのイベント、結婚披露宴や葬儀での会食) ・収容定員の50% ・個人間や異なるグループ間で1席以上空席を設ける。ただし、5人以内の家族や友人などのグループについては、グループ内の席は空けなくてもよい(この場合50%を上回ることも可だが、「大声での歓声・声援等がないことを前提としうるイベント等」に掲げる人数が上限)。 ・収容定員が設定されず、区域内の適切な行動確保が可能な場合は、1m以上の十分な間隔を確保 ・食事を伴うイベントの「食事」には、映画館のポップコーンなど菓子等の軽食を含み、飲料を含まない。 ※ 収容率及び人数上限の緩和を適用する場合の条件について 1. イベント主催者及び施設管理者の双方において「業種別ガイドライン」を確認した上で、少なくとも以下の措置が担保され、感染防止の取組を公表 2. 消毒の徹底 3. マスク着用の徹底(忘れた者への対応により着用率100%とすること) 4. 有症状の参加者及び出演者の制限(検温の実施、有症状者の出演・練習の制限、有症状者への払い戻し措置の規定等) 5. 参加者の把握(事前予約時又は入場時における連絡先の確実な把握、接触確認アプリ(COCOA)や秋田県版新型コロナ安心システムの利用の声かけやQRコードの掲示) 6. 大声を出させない対応(注意・対応できる体制整備、鳴り物禁止等) 7. 密集の回避(イベントの入退場時や休憩時間における三密の抑止) 8. 演者・観客間の接触・飛沫感染リスクの排除(演者・選手等と観客がイベントの前後、休憩時間等に接触しないようにする) 9. イベント前後の行動管理(交通機関、飲食店等の分散利用を呼び掛けるなど) ※ 感染防止のチェックリスト (1)徹底した感染防止等 マスク着用の徹底 マスク着用状況を確認し、忘れた者への対応や個別に注意等ができるようにする。 大声を出さないことの徹底 大声を出す者がいた場合、個別に注意等ができるようにする。 (隣席者との日常会話程度は、マスク着用の上で可能) 演者が歌唱等を行う場合、舞台から観客までの一定の距離を確保(最低2メートル) (2)基本的な感染防止等 手洗 こまめな手洗を促す。 消毒 こまめな消毒を行うほか、消毒液を設置し、手指消毒を促す。 換気 法令を遵守した空調設備により、こまめな換気を行う。 密集の回避 時間差入退場などで入退場時の密集を回避し、待合場所等が密集にならないよう工夫する。 飲食の制限 飲食用に感染防止策を行ったエリア外での飲食を制限し、休憩時間中やイベント前後の食事等による感染防止を徹底する。 参加者の制限 入場時の検温を行い、入場を断った際の払い戻し措置等を規定しておく。 参加者の把握 可能な限り事前予約制にするか、入場時に連絡先の把握を行う。接触確認アプリ(COCOA)や秋田県版新型コロナ安心システムの活用を促す。 催物前後の行動管理 イベント前後の感染防止への注意を呼びかける。 (3)手続等 入退場やエリア内の行動管理 入退場や区域内の行動管理ができないものは、開催を慎重に検討する。 地域に応じた対応 県の方針や業種別ガイドラインを確認し、イベントにおける感染防止の取組を公表する。全国的又は1,000人を超えるイベントは、県に事前相談を行う。 6 感染拡大の傾向が見られる場合の措置の実施 感染拡大の傾向が見られる場合は、「感染警戒レベル」を踏まえ、外出自粛要請やイベント開催の中止又は延期要請、施設の使用制限など必要な対策を速やかに講じるものとします。 7 誹謗中傷の禁止 感染者や濃厚接触者及びその家族、医療関係者等に対する嫌がらせやSNSでの誹謗中傷は人権侵害に当たるほか、不安や恐怖心から受診や相談、疫学的調査への協力をちゅうちょさせ、感染拡大のリスクを高めることにもつながりますので、絶対に行わないようお願いします。 令和2年9月29日決定 秋田県新型コロナウイルス感染症対策本部 【出典:美の国秋田ネット】