7.おらがたあきてん おらがたかしだし 田中 今年の大型連休は、皆様いかがお過ごしでしたでしょうか。 コロナ対策のため、外出自粛していたことと思いますが、皮肉なことにお天気が良かったですね。 私は、日ごろの行いを反省しつつ、毎日掃除洗濯片付けに明け暮れました。私に邪魔にされてる主人が哀れでしたよ。 当館で製作されている録音図書は、養成講座や研修会、勉強会を経験している音訳ボランティアが製作してくださいます。 当館には防音完備された録音室があり、ほとんどの方が録音室を利用して、製作しております。 そこで、録音室について、音訳担当の岩田から説明してもらいます。 録音室について 音訳担当 岩田 今回は、秋田県点字図書館の録音室について紹介します。 録音室は、点字図書館のちょうど真ん中付近にあります。 廊下からドアを開けると、中央に通路があり左右に2部屋ずつ合計4部屋あります。 厚い扉を開けて中に入ると、テーブルと椅子があり、パソコン、マイク、ヘッドホン等が設置されており、テーブルにはもうせんが引かれております。 冷暖房完備、加湿器が設置され、快適に活動できるようになっております。 各部屋には小窓があり、通路から中の様子を確認することが出来、さながらラジオ局のブースのようです。 音訳者の方々は、午前・午後など半日単位で予約をとり、録音しております。文字の調査や、アクセントを事前に調べたうえで、各自のペースで録音しています。 いかがでしたか。録音室について、でした。 毎日のように、朝早くから来館して下さる方もおられ、熱心に活動して下さるボランティアの方々には、頭が下がります。