2.今月の新刊案内 秋田県点字図書2020年4月発行の図書を紹介します。 秋田県点字図書館製作の図書はあらすじを紹介していますが、厚生労働省委託図書には、あらすじを紹介しておりませんので、貸出までお問い合わせください。 タイトルの前につけた番号だけでも申し込むことができます。 〇点字図書の部 0.総記 ・失われた暗黒天体「ラジャ・サン」の謎  飛鳥昭雄《あすかあきお》著 三神《みかみ》 たける 著  3冊 2012年3月11日、太陽の近傍に突如出現した、無気味な巨大暗黒天体。それはチベット密教で予言された大王の星「ラジャ・サン」だった!地球生命体ガイアの 父親、暗黒遊星生命体ラジャ・サンの正体に迫る。 1.哲学 ・心。 人生を意のままにする力  稲盛和夫《いなもりかずお》著  3冊  人生とは心が紡ぎ出すものであり、目の前に起こってくるあらゆる出来事はすべて、自らの心が呼び寄せたものである─。当代随一の経営者・稲盛和夫が、より よく生きるための心のありようを綴る。「生き方」の続編。 2.歴史 ・アメリカ異形の制度空間  西谷修《にしたにおさむ》著  5冊  コロンブスにより発見され、西洋から見て「無主《むしゅ》の地」に生まれた〈自由〉と〈個人の自立〉の制度空間、アメリカ。今や世界の隅々に浸透するアメ リカの根強い規範性の由来を探る。 ・天才の世界  湯川秀樹《ゆかわひでき》著  5冊  大きな発見とか、大きなアイディアの実現に成功する過程には、なにか大きな無理をすることが必要である。創造のためには自分をもはや意識的にコントロール 出来ないような状況に追いつめる必要がある。 ・守りたい森がある シリーズ時代を語る  奥村清明《おくむらきよあき》著  秋田魁新報社《あきたさきがけしんぽうしゃ》編  1冊  秋田魁新報連載の聞き書きシリーズ「時代を語る」の「奥村清明《きよあき》」編を一部加筆・修正。本書は、戦後の激動期を生きた奥村さんの足跡をたどりな がら、開発見直しを訴えて粘り強く行政と対峙した市民運動の軌跡を伝えています。 ・あきた地名古代探訪  金子俊隆《かねことしたか》著  4冊  「蝦夷《えみし》の言葉」は「東北に住む人々の言葉」につながり、「アイヌの言葉」「縄文人の言葉」にもつながる─。アイヌ、マタギ、沖縄といった互いの 言葉のつながりを探ることで、地名として残った古代の言葉が伝える足跡を訪ねる。 3.社会科学 ・市場って何だろう 自立と依存の経済学  松井彰彦《まついあきひこ》著  3冊  自立するために、多くの依存先を持とう!自立のためのさまざまな依存先を提供しうる市場という頼れる存在。市場の原理をゲーム理論で読み解きながら、その あり方・可能性を考える。 ・AIと日本企業 日本人はロボットに勝てるか  榊原英資《さかきばらえいすけ》著  竹中平蔵《たけなかへいぞう》著  田原総一郎《たはらそういちろう》著  3冊  日本の大企業が自滅するのはなぜか。メガバンクが大量リストラするのはなぜか。仮想通貨の正体とは。中国アリババの急成長の真相は。あなたの仕事は大丈夫 か…。大混乱期のニッポン経済を大胆予測する。 ・雑談が上手い人下手な人  森優子《もりゆうこ》著  2冊  「一流」となった人たちの共通点は、雑談力だった!著者が1000人の成功者たちから学んだ「言葉の秘密」とは?雑談のはじめ方や内容、心構えや姿勢といった スキルを、具体的なエピソードを交えながら紹介する。 4.自然科学 ・カラスの教科書  松原始《まつばらはじめ》著  4冊  カラスはお嫌いですか?大丈夫、しばらく見ていれば好きにはならずとも、ちょっと興味が湧いて来ます─。カラスの基礎知識、餌と博物学、Q&A、カラス度 診断など、くちばしの先から脚の先までカラスのことがわかる本。 ・60歳を超えたら「やせるな危険」  新開省二《しんかいしょうじ》著  3冊  高齢者で痩せている人は、その多くが栄養不足の問題を抱えている。健康寿命を延ばすために「痩せのリスク」について解説し、多様な栄養を摂ることの重要性を 説明する。かんたんレシピも紹介。 5.技術 ・原爆 私たちは何も知らなかった  有馬哲夫《ありまてつお》著  4冊  原爆は、アメリカ、イギリス、カナダの共同開発だ。しかも使う必要がなかったにもかかわらず、戦後の国際政治を牛耳ろうとする大統領らの野望のため、日本に 使用された─。公文書研究の第一人者が、驚愕の真実を明かす。 6.産業 ・攻めるロングセラー パインアメ「中の人」の心得  係長《かかりちょう》 マッキー 著  1冊  大阪で生まれ60年以上親しまれてきた「パインアメ」は、なぜ売れ続けるのか?パインアメのPR担当者が、商品をヒットさせるためのTwitterを活用した取り組 みや、大切にしているPR術、パインアメの秘密を紹介。 7.芸術 ・昭和の歌舞伎名優列伝  石橋健一郎《いしばしけんいちろう》著  4冊  脈々と続いている歌舞伎の歴史の中で、昭和の歌舞伎とはどのようなものだったのか。十一代目片岡仁左衛門《にざえもん》から、六代目中村歌右衛門《うたえ もん》で、名優・31名のすがたを通して、昭和の歌舞伎の魅力に迫る。 ・ラグビー知的観戦のすすめ  広瀬俊朗《ひろせとしあき》著  3冊  2019年、日本でアジア初のラグビーW杯が開催される。勝負のポイントを見極めるには?ポジションの特徴や、競技に通底する道徳や歴史は?W杯をとことん楽 しむために、元日本代表主将が観戦術を伝授する。 9.文学 ・開高健短篇選  開高健《かいこうけん》著  大岡玲《おおおかあきら》編  9冊  デビュー作、芥川賞受賞作、ヴェトナムでの戦場体験や阿片吸引をモチーフにした中期の傑作、病と闘いつつ死の直前に書き遺した絶筆─。開高健《かいこうけ ん》の創作の原点である短篇11篇を収録。大岡玲《おおおかあきら》による解説つき。 ・宮廷神官物語 一  榎田《えだ》ユウリ著  4冊  聖なる白虎の伝説が残る麗虎国《れいここく》。美貌の宮廷神官・鶏冠《けいかん》は、王命を受け、人の心の善悪を見抜く力がある「慧眼《えげん》」を持つ 「奇蹟の少年」を探している。候補となったのは、山奥育ちのやんちゃな少年、天青《てんせい》で…。 ・月下の蘭/殺人はちょっと面倒  小泉喜美子《こいずみきみこ》著  日下三蔵《くさかさんぞう》編  8冊  幻想的な復讐譚が意外性に満ちたミステリへと変貌する「月下の蘭」、過去・犯罪・愛憎を巡る物語をトリッキーに仕立て上げた「殺人はちょっと面倒」の2冊 を合本。妖しく勁く美しい女たちの犯罪を描いた全8篇を収録する。 ・慚愧の赤鬼 修法師百夜まじない帖 巻之2  平谷美樹《ひらやよしき》著  3冊  盲目の美少女修法師《ずほうし》が、江戸の町で物の怪《もののけ》たちを次々と調伏する怪奇譚。東北から江戸の酒蔵に出てきた杜氏が死に…。表題作を含め、 笑って泣ける短篇全8篇を収録。電子書籍「百夜・百鬼夜行帖」に書き下ろしを加えて文庫化。 ・ソライロ・プロジェクト 1 初投稿は夢のはじまり!  一ノ瀬三葉《いちのせみよ》作  夏芽《なつめ》もも 絵  2冊  絵を描くことが大好きな12歳の女の子、一歌《いちか》。ある音楽動画に感動して、イラストを描いて動画の投稿主に送ったら、「うちの絵師になってくれ」と スカウトされて!?動画投稿物語。 ・もしもパワハラ上司がドラゴンにさらわれたら  蒼月海里《あおつきかいり》著  3冊  突然ドラゴンが現れ、浩一《こういち》のパワハラ上司がさらわれた。人間のストレスが生み出す魔物で新宿駅はダンジョン化!?謎のイケメン剣士ニコライと ヘタレ男子浩一コンビは、上司を無事に連れ戻せるのか? ・あたしのクオレ 下  ビアンカ・ピッツォルノ作  関口英子《せきぐちえいこ》訳  4冊  先生のえこひいきはエスカレートするばかり。おまけにクラスは受験ムード一色に染まり、息をつくこともできません。それでもプリスカたちはひるまず、 あの手この手で先生に戦いを挑みますが…。 【定期刊行物】 鍼灸の世界 豊桜 3月号 桜雲会《おううんかい》 1冊 点字毎日 4月 5日号 毎日新聞社《まいにちしんぶんしゃ》 1冊 点字毎日 4月 12日号 毎日新聞社《まいにちしんぶんしゃ》 1冊 点字毎日 4月 19日号 毎日新聞社《まいにちしんぶんしゃ》 1冊 点字毎日 4月 26日号 毎日新聞社《まいにちしんぶんしゃ》 1冊 ライト&ライフ 4月1日・15日号 東京《とうきょう》ヘレンケラー協会《きょうかい》 各1冊 新刊案内 3月号 秋田県点字図書館《あきたけんてんじとしょかん》 1冊 〇テープ図書の部 【定期刊行物】 朝日新聞 4月 第1号 朝日新聞社《あさひしんぶんしゃ》 1巻 朝日新聞 4月 第2号 朝日新聞社《あさひしんぶんしゃ》 1巻 朝日新聞 4月 第3号 朝日新聞社《あさひしんぶんしゃ》 1巻 さきがけポスト 4月上旬号 秋田魁新報社《あきたさきがけしんぽうしゃ》 1巻 さきがけポスト 4月中旬号 秋田魁新報社《あきたさきがけしんぽうしゃ》 1巻 さきがけポスト 4月下旬号 秋田魁新報社《あきたさきがけしんぽうしゃ》 1巻 PHPスペシャル 4月号 PHP研究所《あきたけんてんじとしょかん》 2巻 秋田県点字図書館だより 4月号 秋田県点字図書館《あきたけんてんじとしょかん》 1巻 〇デイジー図書の部 1.哲学 ・弘兼式なりゆきまかせの生き方のススメ  弘兼憲史《ひろかねけんし》著  6:03  目は空を仰ぎ見ても、足は必ず地に着けておく。夢を見るときこそ、この鉄則を忘れてはいけないのだ−。多くの人の心をとらえて離さない「課長島耕作」の作者が、 生きにくい世の中を楽しく、快適、自在に生きる方法を語る。 2.歴史 ・風と土の秋田 二十年後の日本を生きる豊かさのヒント  藤本智士《ふじもとさとし》著  7:55  ニッポンのあたらしい“ふつう”を秋田から提案。マタギから僕たちが授かったもの、秋田弁でしか伝えられないもの、20年後の日本酒などを収録。秋田県庁発行の フリーマガジン『のんびり』掲載を書籍化。 ・マルチメディアデイジー [合成音]留学生と中学生・高校生のための日本史入門 信長から安保法制まで  庵功雄《いおりいさお》著  4:37 3.社会科学 ・マルチメディアディジー 知のスイッチ 「障害」からはじまるリベラルアーツ  嶺重慎《みねしげしん》編  広瀬浩二郎《ひろせこうじろう》編 村田淳《むらたじゅん》編  11:40 ・マルチメディアディジー 手で見るいのち ある不思議な授業の力  柳楽未来《なぎらみらい》著  6:11 7.芸術 ・美意識の値段  山口桂《やまぐちかつら》著  6:13  世界的オークション会社クリスティーズ日本法人の社長が、日本美術への想いを通して、アートと共にある生活を提案し、美意識の磨き方とそれをビジネスや人生に 活かす視点を示す。 ・マルチメディアディジー 浦上玉堂 新潮日本美術文庫 14  浦上玉堂《うらかみぎょくどう》画  佐藤康宏《さとうやすひろ》著  日本アート・センター 編  2:56 ・マルチメディアディジー 村山槐多 新潮日本美術文庫 42  村山槐多《むらやまかいた》画  窪島誠一郎《くぼしませいいちろう》著  日本アート・センター 編  1:31 ・マルチメディアディジー モディリアーニ 新潮美術文庫 45  モディリアーニ 画 中山公男《なかやまきみお》著  日本アート・センター 編  1:44 ・マルチメディアディジー モネ 新潮美術文庫 26  モネ 画 峯村敏明《みねむらとしあき》著  日本アート・センター 編  1:49 ・マルチメディアディジー [合成音]ナトセンおすすめYA映画館  名取弘文《なとりひろふみ》著  9:32 ・マルチメディアディジー 心にのこるオリンピック・パラリンピックの読みもの 3 世界の人々とつながって  大野益弘《おおのますひろ》監修  6:25 ・マルチメディアディジー 心にのこるオリンピック・パラリンピックの読みもの 別巻 リオから東京へ、つながる夢  大野益弘《おおのますひろ》監修  6:57 8.言語 ・マルチメディアディジー えほんこどもにほんご学 3 敬語のえほん「ロックだぜ!あっ、ロックですよ」  安部朋世《あべともよ》文 宮川健郎《みやかわたけお》文  田中六大《たなかろくだい》絵  1:00 9.文学 ・古事記 日本の神さまの物語 天と地上と地下の国で、神さまたちが大活やく! 10歳までに読みたい日本名作 8  那須田淳《なすだじゅん》文  よん 絵  加藤康子《かとうやすこ》監修  2:28  とじこもった女神さまを外に出そうと神さまたちが力を合わせたり、海の国や、地下の国へ行ったり…。日本の神さまたちの物語「古事記」を、小学生が楽しめる ように文章やさし絵などを工夫して収録。お話図解「物語ナビ」つき。 ・主殺し よこやり清左衛門仕置帳  平谷美樹《ひらやよしき》著  7:33  冤罪に泣く人のため詮議《せんぎ》に横槍を入れて真実を追う牢屋同心「よこやり清左衛門」。主殺しの罪で捕らえられた蝋燭屋の手代のため、真相究明に乗り出 すが…。罪の償い、母子の想い−過去の因縁がもたらす悲しき運命の結末は? ・薬屋のひとりごと 8  日向夏《ひゅうがなつ》著  9:08  羅漢《らかん》の本によって宮中では碁が流行。猫猫《まおまお》のもとにも大量の碁の書が届く。一方、多忙を極める壬氏《じんし》は、宮廷内で碁の大会が 企画されていることを知り、羅漢に直接交渉をしかけに行くが…。『小説家になろう』掲載に加筆し書籍化。 ・さくらい動物病院の不思議な獣医さん 2  竹村優希《たけむらゆき》著  5:02  小学校でパンダうさぎを飼い始めるが、そのうちの1匹が、毎朝何かに怯えているという。さくらい動物病院の院長・亜希が、うさぎ小屋に泊まり込んで原因を 探ると…。不思議な力を持つ獣医と動物たちのほっこりストーリー。 ・さくらい動物病院の不思議な獣医さん 3  竹村優希《たけむらゆき》著 6:38  吉祥寺にある「さくらい動物病院」の院長の亜希は、友人から「大学院で飼育されているミニブタが人に懐かない」と相談を受ける。ミニブタの心を開かせよう と寄り添う亜希は、ミニブタの抱える“記憶”に気づくが─。 ・夫婦桜 神田ひぐらし堂事件草紙  鎌田樹《かまだいつき》著  7:42  大川に浮かぶ屋根船から川開きの花火を愉しんでいた多聞《たもん》の目縁《まぶち》に映ったのは、両国橋から身を躍らせた侍の姿。すぐさま流れに飛び込み 引き上げたはいいが、とうに息は絶えていた。肺の臓に川水が入っていないところをみると、溺れたわけではないらしい…。 ・名探偵シャーロック・ホームズ バスカビルの魔犬 伝説の魔犬は本当にいるのか… 最大のなぞにホームズがいどむ!! 10歳までに読みたい日本ミステリー. ホームズ5  コナン・ドイル 作 芦辺拓《あしべたく》編著  城咲綾《しろさきあや》絵  2:47  イギリスの名家・バスカビル家に続く奇妙な出来事。伝説の魔犬は本当にいるのか。ホームズが突き止めた事件の真相とは…。「バスカビルの魔犬」を収録。 巻頭カラー「事件ナビ」、ジャケットそでに切り取り式のしおり付き。 【定期刊行物】 朝日新聞 4月 第1号 朝日新聞社《あさひしんぶんしゃ》 朝日新聞 4月 第2号 朝日新聞社《あさひしんぶんしゃ》 朝日新聞 4月 第3号 朝日新聞社《あさひしんぶんしゃ》 さきがけポスト 4月上旬号 秋田魁新報社《あきたさきがけしんぽうしゃ》 さきがけポスト 4月中旬号 秋田魁新報社《あきたさきがけしんぽうしゃ》 さきがけポスト 4月下旬号 秋田魁新報社《あきたさきがけしんぽうしゃ》 PHPスペシャル 4月号 PHP研究所《けんきゅうしょ》  週刊文春 4月 2日号 株式会社文藝春秋《かぶしきがいしゃぶんげいしゅんじゅう》 週刊文春 4月 9日号 株式会社文藝春秋《かぶしきがいしゃぶんげいしゅんじゅう》 週刊文春 4月 16日号 株式会社文藝春秋《かぶしきがいしゃぶんげいしゅんじゅう》 週刊文春 4月 23日号 株式会社文藝春秋《かぶしきがいしゃぶんげいしゅんじゅう》 明日の友 第245号 春 婦人之友社《ふじんのともしゃ》 ライト&ライフ 4月号 東京《とうきょう》ヘレンケラー協会《きょうかい》 秋田県点字図書館だより 4月号 秋田県点字図書館《あきたけんてんじとしょかん》  〇テキストデイジー図書の部 0.総記 ・スローライフの停留所 本屋であったり、図書館であったり  内野安彦《うちのやすひこ》著  1巻  人を幸せにし、自分も幸せになれる。図書館ってそういうところ─。好きなものは「図書館めぐりとクルマ」という著者が、スローライフからみえてきたこと、 図書館員でなくなって見えてきたことを語る。 2.歴史 ・絵をつくる 人生を描く シリーズ時代を語る  佐々木良三《ささきりょうぞう》著  秋田魁新報社《あきたさきがけしんぽうしゃ》編  1巻  秋田魁新報連載「時代を語る」の「佐々木良三」編を一部加筆・修正。由利本荘市松ケ崎生まれの佐々木さんは秋田大で美術を学び、同大教授として自由な発 想を重視した美術教育活動を展開。情熱あふれる指導ぶりや美術に対する熱い思いが鮮やかに浮かび上がる。 3.社会科学 ・宇沢弘文のメッセージ  大塚信一 著  1巻  長年、宇沢弘文の仕事に伴走してきた岩波書店の名編集者が、“人間が真に豊かに生きる条件”を求め続けた天才経済学者の魂のメッセージに肉薄。宇沢理論と マルクス経済学との関係を始め、これまで語られなかった側面にも言及。 8.言語 ・日本語通  山口謡司《やまぐちようじ》著  1巻  漢字は何字覚えればよいか?「四」が嫌われる本当のワケは?遣唐使やザビエルの通訳は誰?「ら抜き言葉」を使った文豪は?漢字、発音、文法、歴史について、 思わず他人に話したくなる薀蓄が満載。 9.文学 ・仕置仕舞 巴の破剣  牧秀彦《まきひでひこ》著  1巻  理不尽な悪行に泣く庶民のために、人知れず悪を仕置きしてきたのは、直心影流《じきしんかげりゅう》の達人・深谷真吾《ふかやしんご》と野太刀自顕流 《のだちじげんりゅう》を遣う薩摩浪人・筒井左門《つついさもん》、さらに仕込み竿を繰る竿師の藤八《とうはち》の三人だった。 【定期刊行物】 秋田県点字図書館だより 4月号 秋田県点字図書館《あきたけんてんじとしょかん》 1巻 ひかり 第24号 秋田県点字図書館《あきたけんてんじとしょかん》 1巻