1.お知らせとトピックス ○令和2年2月の休館日と土曜日の開館のお知らせ 休館日 令和2年2月2日(日)、8日(土)、9日(日)、11日(火・建国記念の日)、16日(日)、22日(土)、23日(日)、24日(月・振替休日) 午前中のみの開館 第1・3・5土曜日 2月1日(土)、15日(土)、29日(土) 利用時間 午前8時30分から午後5時まで 午前中開館の場合は12時まで 年頭のごあいさつ 秋田県点字図書館 館長 熊谷公彦 明けましておめでとうございます。令和最初の新春を迎え、謹んでお慶びを申し上げます。 また、日頃より当館の活動に、ご理解とご協力を賜り感謝申し上げます。 今年は東京オリンピック・パラリンピックが、それぞれ7月4日、8月25日から開催され、選手たちが声援を力にメダル争いを繰り広げ、世界中の人々の心を動かし、数々の思い出を作ってくれると期待されます。 当館では視覚に障がいをお持ちの方に点字図書や録音図書を貸し出しているほか、情報機器や日常生活用具の相談や情報提供と体験、小学生から大人の方々まで楽しみながら点字を学び、打つ体験などをさせていただいています。 今年の県民手帳に点字五十音表が掲載されています。視覚に障がいをお持ちの方との情報手段はいろいろな方法の組み合わせを作っていくことがプラスになるように思います。例えば学習やメモは点字で、手っ取り早く情報を入手するには音声でとか。中途失明の方にあっても点字でメモ程度を読み書きできることが望ましいとも思います。 皆さまとともに視覚に障がいをお持ちの方の生活の質の向上に努めてまいりたいと思いますので、変わらぬご支援をいただきたいと存じます。 末尾に、今年が皆さまにとって良い一年となりますようご健康とご多幸を祈念し、年頭のごあいさつといたします。 〇 点字カレンダー贈呈式 2020年(令和2年)の点字カレンダーが、株式会社ABS秋田放送様から贈呈され、12月10日、秋田県福祉会館で贈呈式がありました。 式では、株式会社ABS秋田放送取締役事業局長 斉藤様へ、秋田県社会福祉協議会から感謝状が贈呈され、秋田県視覚障害者福祉協会会長が謝辞を述べられました。 当館からは、館長が出席しております。 〇秋田県点字図書館職員研修 @「接遇研修」 講師は、秋田県心身障害者コロニー、創生支援課主任 戸嶋里子さん。 テーマは「利用者が利用しやすい窓口案内」。 ベテラン職員である戸嶋さんの経験やエピソードなどを交えた内容は、大変参考になり、今後の業務で実践されることと思います。 当職員の電話応対の研修は利用者の皆様に、反映しているでしょうか。 A「障害者及び障害者への理解促進研修」 誰もが分け隔てられることなく相互に人格と個性を尊重し合いながら共生する社会についてや、秋田県障害福祉課が製作した動画、「私たちにできること」を視聴し、街にある様々な「見えない壁」、「合理的配慮」についてなどを学び、話し合いました。 動画「わたしたちにできること」(22分01秒)は、「美の国あきた」、YouTube(私たちにできること)で見ることができます。 この動画には、高橋順子さんが出演しています。 B社会福祉法人秋田県社会福祉事業団実践発表会及び基調講演 12月12日、秋田拠点センターアルヴェで開催され、各施設利用者サービスの取組を社会福祉関係者はもとより、広く県民の方々に知っていただくとともに、職員の切磋琢磨につなげるため、開催しています。 今年は、横手市大森町にある南部老人福祉総合エリアと、同じく横手市赤坂にある阿桜園が発表しました。 施設の発表後、埼玉県にある、みぬま福祉会の宮本恵美《みやもとめぐみ》氏から、表現の多彩な魅力を持つ障害者アートについて基調講演がありました。 秋田県社会福祉事業団は、現在県内11箇所14施設を運営しているほか共同生活援助事業、相談支援事業等多岐にわたり福祉事業を展開しており、点字図書館も含まれます。 当館から、二人の職員が参加しました。 〇お詫び 12月号の利用者懇談会の内容に一部誤りがありました。 大仙市行政職員は仙北市行政職員 の誤りです。 訂正して、お詫びいたします。