3.今月のオススメ図書 宮部みゆきオススメ小説ランキング[読書好き36人に聞いた!] ReaJoy(リージョイ)より ・宮部みゆきおすすめ小説ランキング 1位:火車《かしゃ》  10票 2位:ソロモンの偽証 1部〜3部  6票 2位: レベル7  6票 2位:模倣犯《もほうはん》上・下  6票 5位:杉村三郎シリーズ  5票 6位:理由  4票 6位:ブレイブ・ストーリー 上・下  4票 8位:蒲生邸《がもうてい》事件  3票 8位:クロスファイア 上・下 3票 10位:小暮写眞館《こぐれしゃしんかん》  2票 10位:ステップファザー・ステップ  2票 10位:荒神《こうじん》  2票 13位:あかんべえ  1票 13位:この世の春  1票 13位:悲嘆《ひたん》の門 上・下  1票 13位:ICO《イコ》−霧の城−  1票 13位:パーフェクト・ブルー  1票 13位:地下街の雨  1票           13位:初ものがたり  1票 13位:魔術はささやく  1票 13位:龍は眠る  1票 ?13位:心とろかすような マサの事件簿  1票 ?13位:お文の影  1票 10位までのあらすじを紹介します。 1位:火車《かしゃ》  10票 休職中の刑事、本間俊介は遠縁の男性に頼まれて彼の婚約者、関根彰子《せきねしょうこ》の行方を捜すことになった。自らの意思で失踪、しかも徹底的に足取りを消してーなぜ彰子はそこまでして自分の存在を消さねばならなかったのか?いったい彼女は何者なのか?謎を解く鍵は、カード会社の犠牲ともいうべき自己破産者の凄惨な人生に隠されていた。山本周五郎賞に輝いたミステリー史に残る傑作。 2位:ソロモンの偽証 1部〜3部  6票 クリスマス未明、一人の中学生が転落死した。柏木卓也、14歳。彼はなぜ死んだのか。殺人か。自殺か。謎の死への疑念が広がる中、“同級生の犯行”を告発する手紙が関係者に届く。さらに、過剰報道によって学校、保護者の混乱は極まり、犯人捜しが公然と始まった─。一つの死をきっかけに膨れ上がる人々の悪意。それに抗し、死の真相を求める生徒達を描く、現代ミステリーの最高峰。 2位: レベル7《セブン》  6票 レベル7まで行ったら戻れない─。謎の言葉を残して失踪した女子高生。記憶を全て失って目覚めた若い男女の腕に浮かび上がった「Level7《レベルセブン》」の文字。少女の行方を探すカウンセラーと自分たちが何者なのかを調べる二人。二つの追跡行はやがて交錯し、思いもかけない凶悪な殺人事件へと導いていく。ツイストに次ぐツイスト、緊迫の四日間。気鋭のミステリー作家が放つ力作長編。 2位:模倣犯《もほうはん》 上・下  6票 墨田区・大川公園で若い女性の右腕とハンドバッグが発見された。やがてバッグの持主は、三ヵ月前に失踪した古川鞠子《まりこ》と判明するが、「犯人」は「右腕は鞠子のものじゃない」という電話をテレビ局にかけたうえ、鞠子の祖父・有馬義男にも接触をはかった。ほどなく鞠子は白骨死体となって見つかった─。未曾有の連続誘拐殺人事件を重層的に描いた現代ミステリーの金字塔、いよいよ開幕。 5位:杉村三郎シリーズ  5票 〇誰か 今多コンツェルン広報室の杉村三郎は、事故死した同社の運転手・梶田信夫の娘たちの相談を受ける。亡き父について本を書きたいという彼女らの思いにほだされ、一見普通な梶田の人生をたどり始めた三郎の前に、意外な情景が広がり始める─。稀代《きだい》のストーリーテラーが丁寧に紡ぎだした、心揺るがすミステリー。 〇名もなき毒 今多コンツェルン広報室に雇われたアルバイトの原田いずみは、質の悪いトラブルメーカーだった。解雇された彼女の連絡窓口となった杉村三郎は、経歴詐称とクレーマーぶりに振り回される。折しも街では無差別と思しき連続毒殺事件が注目を集めていた。人の心の陥穽《かんせい》を圧倒的な筆致で描く吉川英治文学賞受賞作。 〇ペテロの葬列 「皆さん、お静かに。動かないでください」。拳銃を持った、丁寧な口調の老人が企てたバスジャック。乗客の一人に、杉村三郎がいた。呆気なく解決したと思われたその事件は、しかし、日本社会のそして人間の心に潜む巨大な闇への入り口にすぎなかった。連続ドラマ化もされた、『誰か』『名もなき毒』に続く杉村シリーズ第3作。 〇希望荘 「二、三日、東北を旅行してくる」そう言い残した雑貨店の店主が安否不明に。未曽有の大災害の裏に隠された真実。シリーズ第4弾。 〇昨日がなければ明日もない 杉村三郎vs.“ちょっと困った”女たち。自殺未遂をし消息を絶った主婦、訳ありの家庭の訳ありの新婦、自己中なシングルマザー。『希望荘』以来2年ぶりの杉村シリーズ第5弾! 6位:理由  4票 東京都荒川区の超高層マンションで起きた凄惨な殺人事件。殺されたのは「誰」で「誰」が殺人者だったのか。そもそも事件はなぜ起こったのか。事件の前には何があり、後には何が残ったのか。ノンフィクションの手法を使って心の闇を抉る宮部みゆきの最高傑作がついに文庫化。 6位:ブレイブ・ストーリー 上・下  4票 小学五年生の亘は、成績はそこそこで、テレビゲームが好きな男の子。大きな団地に住み、ともに新設校に通う親友のカッちゃんがいる。街では、建設途中のビルに幽霊が出るという噂が広がっていた。そんなある日、帰宅した亘《わたる》に、父は「この家を出てゆく」という意外な言葉をぶつける。不意に持ち上がった両親の離婚話。これまでの平穏な毎日を取り戻すべく、亘はビルの扉から、広大な異世界・幻界へと旅立った! 8位:蒲生邸《がもうてい》事件  3票 一九九四年二月二十六日未明、予備校受験のために上京した浪人生の孝史は宿泊中のホテルで火事に遭遇する。目の前に現れた時間旅行の能力を持つという男と共に何とか現場から逃れるも、気づくとそこはなぜか雪降りしきる昭和十一年の帝都・東京。ホテルではなく、陸軍大将蒲生憲之《のりゆき》の屋敷だった。日本SF大賞受賞の長篇大作。 8位:クロスファイア 上・下  3票 青木淳子は常人にはない力を持って生まれた。念じるだけですべてを燃やす念力放火能力。ある夜、瀕死の男性を“始末”しようとしている若者四人を目撃した淳子は、瞬時に三人を焼殺する。しかし一人は逃走。淳子は息絶えた男性に誓う。「必ず、仇はとってあげるからね」正義とは何か!?裁きとは何か!?哀しき「スーパーヒロイン」の死闘を圧倒的筆致で描く。 10位:小暮写眞館《こぐれしゃしんかん》  2票 築三十三年、木造二階建て。臨死状態の古びた商店街にひっそりと佇む《たたずむ》「小暮写眞館」。都立三雲《みくも》高校に通う花菱《はなびし》英一は、両親の趣味により、この写真館に住むことになる。そして、弟を含めた家族四人の暮らしが始まった矢先、ひとりの女子高生が持ち込んだ不思議な写真をめぐる謎に、英一自身も関わることになり…。写真に秘められた物語を解き明かす、心温まる現代ミステリー。 10位:ステップファザー・ステップ  2票 中学生の双子の兄弟が住む家に落っこちてきたのは、なんとプロの泥棒だった。そして、一緒に暮らし始めた3人。まるで父子のような(!?)家庭生活がスタートする。次々と起こる7つの事件に、ユーモアあふれる3人の会話。宮部みゆきがお贈りする、C・ライス『スイート・ホーム殺人事件』にも匹敵する大傑作! 10位:荒神《こうじん》  2票 時は元禄、東北の小藩の山村が、一夜にして壊滅した。隣り合い、いがみ合う二藩の思惑が交錯する地で起きた厄災。永津野《ながつの》藩主の側近を務める曽谷弾正《そやだんじょう》の妹・朱音《あかね》は、村から逃げ延びた少年を助けるが、語られた真相は想像を絶するものだった…。太平の世にあっても常に争いの火種を抱える人びと。その人間が生み出した「悪」に対し、民草はいかに立ち向かうのか。 以上、宮部みゆきの人気図書をご紹介しました。 点字版、デイジー版ともに貸出しできます。