2.今月の新刊案内 秋田県点字図書2019年12月発行の図書を紹介します。 秋田県点字図書館製作の図書はあらすじを紹介していますが、厚生労働省委託図書には、あらすじを紹介しておりませんので、貸出までお問い合わせください。 タイトルの前につけた番号だけでも申し込むことができます。 〇点字図書の部 1.哲学 ・はじまりが見える世界の神話 植朗子《うえあきこ》編著 2冊 ・ぼくはお坊さんになった 諏訪《すわ》ふげん 1冊 お寺の鐘つき、五右衛門風呂の湯わかし、ふみきりで兄と交わす一瞬のふれあい…。90歳を超えた曹洞宗布教師・丸岡健堂《けんどう》老師が生き生きと語った小僧時代を、挿絵とともに物語仕立てで伝える。 2.歴史 ・クアトロ・ラガッツィ 上 天正少年使節と世界帝国 若桑《わかくわ》みどり 10冊 十六世紀の大航海時代、キリスト教の世界布教にともない、宣教師が日本にもやってきた。戦国末期の日本と帝国化する世界との邂逅《かいこう》を東西の資料を駆使し詳細に描く、大佛《おさらぎ》次郎賞受賞の傑作。 ・クアトロ・ラガッツィ 下 天正少年使節と世界帝国 若桑《わかくわ》みどり 8冊 栄光と共に帰国した彼らを待ち受けていたのは、使節を派遣した権力者たちの死とキリシタンへの未曾有《みぞう》の迫害であった。巨大な歴史の波に翻弄されながら鮮烈に生きる少年たちを通して、日本のあるべき姿が見えてくる。第31回大佛次郎賞受賞。 3.社会科学 ・経済学者はこう考えてきた 古典からのアプローチ 根井雅弘《ねいまさひろ》 4冊 富と所得の不平等、恐慌、インフレ、金融危機…。偉大な経済学者の思想や学説にこそ、経済問題の解決へのヒントが隠されている!経済思想史家の立場から経済学の初歩を説く入門書。 ・LGBTを知る 森永貴彦《もりながたかひこ》 3冊 性的マイノリティの総称のひとつとして使われる「LGBT」の基礎知識から、企業が社内外で取り組むべきことまで、国内の現状を踏まえながら丁寧に解説する。LGBTへの取り組み事例も豊富に収録。 ・10代からの情報キャッチボール入門 使えるメディア・リテラシー 下村健一《しもむらけんいち》 2冊 ・介護というお仕事 小山朝子《こやまあさこ》 2冊 ・カテリネッラとおにのフライパン イタリアのおいしい話 剣持弘子《けんもちひろこ》訳・再話 1冊 4.自然科学 ・知らないと危ない毒の話 「新しい毒・意外な毒」から「自分でできる解毒術まで」 井上浩義《いのうえひろよし》 3冊 5.技術 ・チョコレート語辞典 チョコレートにまつわることばをイラストと豆知識で甘〜く読み解く Dolcerica香川理馨子《ドルチェリーカかがわりかこ》著 千住麻里子《せんじゅまりこ》監修 3冊 6.産業 ・コーヒー豆を追いかけて 地球が抱える問題が熱帯林で見えてくる 原田一宏《はらだかずひろ》 2冊 ・食べるってどんなこと? あなたと考えたい命のつながりあい 古沢広祐《ふるさわこうゆう》 3冊 ・鉄道ふしぎ探検隊 河尻定《かわじりさだむ》 3冊 リニアが開業すると、新幹線はどうなる?JR東海と東日本に起こった「兄弟げんか」とは?新幹線は、なぜ品川駅で折り返さないのか?鉄道に関する数々の謎に迫る。『日経電子版』連載を大幅に加筆・修正し書籍化。 7.芸術 ・決定版 これがオリンピックだ オリンピズムがわかる100の真実 舛本直文《ますもとなおふみ》 3冊 9.文学 ・大坂オナラ草紙 谷口雅美《たにぐちまさみ》 3冊 ・ぬけ穴の首 西鶴の諸国ばなし 廣末保《ひろすえたもつ》作 2冊 ・流星と稲妻 落合由佳《おちあいゆか》 3冊 ・平家物語 せめぎあう、平家と源氏の熱き戦い! 10歳までに読みたい日本名作 6 弦川琢司《つるかわたくじ》文 夏生《なつお》絵 加藤康子《かとうやすこ》監修 2冊 平安時代の終わりにさかえた平家一族。しかし、どんなに強い者でも、必ず滅ぶときがくる─。一度は読んでおきたい日本の名作を、小学生が楽しめるように文章やさし絵などを工夫して収録。 ・おしりたんてい ラッキーキャットはだれのてに! おしりたんていシリーズ 9 トロル さく・え 1冊 オークションに出品されたまねきねこには秘密があり…。おしりたんていが今回の事件もププッと解決!絵探しや迷路をしながら犯人を探す、謎解き探偵読み物シリーズ第9弾。ジャケット裏にまちがい探しあり。 ・オンライン! 2 幽霊学校とナゾの騎士 雨蛙《あまがえる》ミドリ 作 大塚真一郎《おおつかしんいちろう》 絵 2冊 毎日プレイしないと命をとられるゲーム「ナイトメア」のせいで、舞の日常は恐怖と隣り合わせ。尚美ちゃんの「鼻」を取り戻す交渉など、バトルにナゾ解きに気が抜けなくて…。『E★エブリスタ』掲載作品を大幅に加筆修正。 ・オンライン! 4 追跡ドールとナイトメア遊園地 雨蛙《あまがえる》ミドリ 作 大塚真一郎《おおつかしんいちろう》 絵 3冊 朝霧さんとデート(?)で久しぶりに行った学校で出会ったのはいじめられっこの金田《かねだ》くん。これは絶対見過ごせない!でもそんな中、悪魔のゲーム・ナイトメアも再開してしまって…。 ・オンライン! 6 呪いオンナとニセモノ攻略班 雨蛙《あまがえる》ミドリ 作 大塚真一郎《おおつかしんいちろう》 絵 2冊 一緒に朝ご飯を食べたり、ライブを見て感動したり。ナイトメア攻略部のチームワークは日々上昇中…のはずなんだけど、翼くんが呪いオンナと対決!?お化け人形が襲ってきた!?そしてボスはなんと舞たちソックリ!? ・怪盗レッド 15 最高のパートナーを信じろ☆の巻 秋木真《あききしん》作 しゅー 絵 3冊 盗賊組織ラドロに行くと言って、ケイが姿を消し、たった1人でタキオンを阻止しなければならなくなったアスカ。でもどうやって!?そこに怪盗ファンタジスタが現れて…。 ・ペットのきんぎょがおならをしたら…? マイケル・ローゼン 作 ないとう ふみこ 訳 1冊 ・メキシコへわたしをさがして パム・ムニョス・ライアン 作 神戸万知《ごうどまち》訳 3冊 ・アキンボとマントヒヒ アレグザンダー・M・スミス 作 もりうち すみこ 訳 1冊 ・コクルおばあさんとねこ フィリパ・ピアス 作 前田三恵子《まえだみえこ》訳 1冊 ・100時間の夜 アンナ・ウォルツ 作 野坂悦子《のざかえつこ》訳 4冊 ・わたしも水着をきてみたい オーサ・ストルク 作 きただい えりこ 訳 1冊 【定期刊行物】 鍼灸の世界 豊桜 11月号 桜雲会《おううんかい》 1冊 点字毎日 12月 1日号 毎日新聞社《まいにちしんぶんしゃ》 1冊 点字毎日 12月 8日号 毎日新聞社《まいにちしんぶんしゃ》 1冊 点字毎日 12月 15日号 毎日新聞社《まいにちしんぶんしゃ》 1冊 点字毎日 12月 22日号 毎日新聞社《まいにちしんぶんしゃ》 1冊 点字毎日 12月 29日号 毎日新聞社《まいにちしんぶんしゃ》 1冊 ライト&ライフ  12月 1日・15日号 東京《とうきょう》ヘレンケラー協会《きょうかい》 各1冊 新刊案内 11月号 秋田県点字図書館《あきたけんてんじとしょかん》 1冊 〇テープ図書の部 【定期刊行物】 朝日新聞 12月 第1号 朝日新聞社《あさひしんぶんしゃ》 1巻 朝日新聞 12月 第2号 朝日新聞社《あさひしんぶんしゃ》 1巻 朝日新聞 12月 第3号 朝日新聞社《あさひしんぶんしゃ》 1巻 さきがけポスト 12月 上旬号 秋田魁新報社《あきたさきがけしんぽうしゃ》 1巻 さきがけポスト 12月 中旬号 秋田魁新報社《あきたさきがけしんぽうしゃ》 1巻 さきがけポスト 12月 下旬号 秋田魁新報社《あきたさきがけしんぽうしゃ》 1巻 PHPスペシャル  12月号 PHP研究所《けんきゅうしょ》  2巻 秋田県点字図書館だより 12月号 秋田県点字図書館《あきたけんてんじとしょかん》 1巻 〇デイジー図書の部 0.総記 ・スローライフの停留所 本屋であったり、図書館であったり 内野安彦《うちのやすひこ》 5:59 人を幸せにし、自分も幸せになれる。図書館ってそういうところ─。好きなものは「図書館めぐりとクルマ」という著者が、スローライフからみえてきたこと、図書館員でなくなって見えてきたことを語る。 3.社会科学 ・拉致と決断 蓮池薫《はすいけかおる》 9:54 監視下の生活、偽装経歴、脱出の誘惑、飢餓と配給…。拉致被害者の著者が「北」での24年間を綴った迫真の手記。北朝鮮の招待所生活で接した人たちや平壌市内の市民等についても叙述する。拉致当日を記した原稿も収録。 9.文学 ・薬屋のひとりごと 6 日向夏《ひゅうがなつ》 10:42 西都《せいと》にて、壬氏《じんし》から求婚された猫猫《まおまお》。だが、己の立場を考えると首を縦に振ることはできない。猫猫は重い気持ちのまま、ある決断をくだすのだが…。『小説家になろう』掲載に加筆し書籍化。 ・小説露月と子規 工藤一紘《くどうかずひろ》 9:33 子規門下四天王の一人として、近代俳句の生成期に独特の位置を占めた石井露月。俳人にして医師であった露月の、子規への献身の日々を描く。『俳星』連載「いのちの花」などをもとに文庫化。 ・ふしぎの国のアリス 何が起こるかわからない、へんてこな世界へ!10歳までに読みたい世界名作 11 ルイス・キャロル 作 横山洋子《よこやまようこ》監修 石井睦美《いしいむつみ》編訳 森川泉《もりかわいずみ》絵 2:15 退屈していたアリスは、ウサギを追いかけ、おかしなことが続くふしぎな世界に迷い込み…。イギリスの作家キャロルが、お話ずきの女の子にせがまれて作った物語。 ・家なき子 つらい旅の中でも失わなかった思いやりの心 10歳までに読みたい世界名作 21 エクトール・アンリ・マロ 作 横山洋子《よこやまようこ》監修 小松原宏子《こまつばらひろこ》編訳 木野陽《きのひなた》絵 2:38 ある日突然、生まれ育った家を出され、旅芸人につれていかれるレミ。長い旅の中で、つらい思いをしながらも、たくましくやさしい心をもって成長する少年の物語。 【定期刊行物】 週刊文春 12月 5日号 株式会社文藝春秋《かぶしきがいしゃぶんげいしゅんじゅう》 週刊文春 12月 12日号 株式会社文藝春秋《かぶしきがいしゃぶんげいしゅんじゅう》 週刊文春 12月 19日号 株式会社文藝春秋《かぶしきがいしゃぶんげいしゅんじゅう》 週刊文春 12月 25日号 株式会社文藝春秋《かぶしきがいしゃぶんげいしゅんじゅう》 ライト&ライフ 12月号 東京《とうきょう》ヘレンケラー協会《きょうかい》 明日の友 第243号 冬 婦人之友社《ふじんのともしゃ》 秋田県点字図書館だより 12月号 秋田県点字図書館《あきたけんてんじとしょかん》 〇テキストデイジー図書の部 0.総記 ・「日本の伝統」という幻想 藤井青銅《ふじいせいどう》 1巻 相撲は国技、京都マジック、先祖代々之墓…。振りかざされる「伝統」をビジネスとマウンティングの観点から腑分けして読み解く、“伝統の解体新書”。「伝統」に惑わされないためのリテラシーを身につける術を伝授する。 9.文学 ・勝負 剣客商売 11 池波正太郎《いけなみしょうたろう》 1巻 初孫《ういまご》・小太郎の命名をめぐる小兵衛《こへえ》の意外な一面など面白さがいよいよ冴えるシリーズ第11弾。 ・待ち伏せ 剣客商売 9 池波正太郎《いけなみしょうたろう》 1巻 「親の敵…」夜の闇につつまれた猿子橋のたもとで、秋山大治郎は凄まじい一刀をあびせられた。曲者《くせもの》はすぐに逃げ去り人違いだったことがわかるが、後日、当の人物を突き止めたところ、秋山父子と因縁浅からぬ男の醜い過去が浮びあがってくる。 ・剣客商売庖丁ごよみ 池波正太郎《いけなみしょうたろう》 1巻 好評シリーズ「剣客商売」で読者ののどをうならせた四季折々の味に、練達の料理人が挑む。著者企画になる最後の本。 【定期刊行物】 秋田県点字図書館だより 12月号 秋田県点字図書館 1巻