2.今月の新刊案内 秋田県点字図書2019年11月発行の図書を紹介します。 秋田県点字図書館製作の図書はあらすじを紹介していますが、厚生労働省委託図書には、あらすじを紹介しておりませんので、貸出までお問い合わせください。 タイトルの前につけた番号だけでも申し込むことができます。 〇点字図書の部 0.総記 ・すいません、ほぼ日の経営。糸井重里《いといしげさと》語り手 川島蓉子《かわしまようこ》聞き手 3冊 なぜ「株式会社ほぼ日」では、魅力的なコンテンツ、サービス、商品が、次々に誕生しているのか。ジャーナリストの川島蓉子が、糸井重里に「ほぼ日の経営」についてインタビューする。「ほぼ日手帳」対応しおり付き。 2.歴史 ・虚像の西郷隆盛 虚構の明治150年 明治維新という過ち 完結編 原田伊織《はらだいおり》 7冊 冷酷に討幕戦を闘い「官」の中枢に成り上がり、西南の役で「賊」となり、死後再び「官」に祭りあげられた薩摩藩士・西郷隆盛。明治維新を語るに不可欠な人物の本性とは?西郷を通して維新の本質を総括する。シリーズ完結。 4.自然科学 ・尿トレ 誰にも言えない尿のトラブル「スッキリ解消!」ブック 山西友典《やまにしとものり》医療監修 3冊 40代以上の3人に1人が経験している「尿もれ」。治療が必要な病気か、老化現象か。誰にも言えないトラブルを軽減し、トラブルがあっても快適に生活できるヒントを、わかりやすく紹介する。 6.産業 ・「地域の食」を守り育てる 秋田発地産地消運動の20年 谷口吉光《たにぐちよしみつ》 4冊 農家のお母さんが教える料理教室、米からはじまる酒造り…。斬新なアイディアと行動力で新しい食の仕組みを次々に作り出した、秋田の「地産地消を進める会」の20年にわたる活動を紹介する。 9.文学 ・語り継ぐいのちの俳句 3・11以後のまなざし 高野《たかの》ムツオ 3冊  東日本大震災が俳句にもたらしたものは何か─。第一線で活躍する俳人・高野ムツオが震災後、7年にわたって書き、語り続けてきた心揺さぶる言葉の数々を、「震災詠100句 自句自解」とともに収録する。 ・オンライン! 7 ハニワどろちゃんと獣悪魔バケオス 雨蛙《あまがえる》ミドリ作 大塚真一郎《おおつかしんいちろう》絵 2冊 悪魔のゲームをクリアするため、ナイトメア攻略部は大にぎわい。心霊館でハニワどろちゃんと対決し、口の悪いネンドロドロゴンと頭脳戦。そして、朝霧さんの前にいじめっこが現れ…。『E★エブリスタ』発の人気作品が書籍化! ・女王のポーカー 維羽裕介《いばゆうすけ》 4冊 確率が全てを支配する、数学と心理学と論理学の格闘技、ポーカー。勝負直前で逃げ出した過去を持つ浦原は、謎の転入生・江頭《えがしら》と出会う。彼女にはどうしても伝説のポーカー倶楽部を倒したい理由があり…。知的エンタメ青春小説。 ・人生の段階 ジュリアン・バーンズ著 土屋政雄《つちやまさお》訳 2冊 最愛の人にして最大の文学的理解者であった妻を突然喪った作家の痛みに満ちた日々。その思索と回想を、勃興期《ぼっこうき》のヨーロッパ気球事情を語る歴史的エピソード、女優と軍人の恋物語を描いたフィクションを導入にして綴る。 ・感情教育 上 フローベール著 太田浩一《おおたこういち》訳 7冊 法律を学ぶためパリに出た青年フレデリックは、帰郷の船上で美しい人妻アルヌー夫人に心奪われる。パリでの再会後、美術商の夫の店や社交界に出入りし、気を惹こうとするが…。19世紀フランス恋愛小説の最高傑作の新訳。 【定期刊行物】 鍼灸の世界 豊桜 10月号 桜雲会《おううんかい》 1冊 点字毎日 11月 3日号 毎日新聞社《まいにちしんぶんしゃ》 1冊 点字毎日 11月 10日号 毎日新聞社《まいにちしんぶんしゃ》 1冊 点字毎日 11月 17日号 毎日新聞社《まいにちしんぶんしゃ》 1冊 点字毎日 11月 24日号 毎日新聞社《まいにちしんぶんしゃ》 1冊 ライト&ライフ 11月 1日・15日号 東京《とうきょう》ヘレンケラー協会《きょうかい》 各1冊 新刊案内 10月号 秋田県点字図書館《あきたけんてんじとしょかん》 1冊 〇テープ図書の部 【定期刊行物】 朝日新聞 11月 第1号 朝日新聞社《あさひしんぶんしゃ》 1巻 朝日新聞 11月 第2号 朝日新聞社《あさひしんぶんしゃ》 1巻 朝日新聞 11月 第3号 朝日新聞社《あさひしんぶんしゃ》 1巻 さきがけポスト11月 上旬号 秋田魁新報社《あきたさきがけしんぽうしゃ》 1巻 さきがけポスト11月 中旬号 秋田魁新報社《あきたさきがけしんぽうしゃ》 1巻  さきがけポスト11月 下旬号 秋田魁新報社《あきたさきがけしんぽうしゃ》 1巻 PHPスペシャル 11月号  PHP研究所《けんきゅうしょ》 2巻 秋田県点字図書館だより 11月号 秋田県点字図書館《あきたけんてんじとしょかん》 1巻 〇デイジー図書の部 1.哲学 ・「仕事を続けられる人」と「仕事を失う人」の習慣 「人生100年時代」会社勤めでも独立しても食っていける習慣 前川孝雄《まえかわたかお》 5:28 近い将来、労働人口の49%がAIやロボットに代わる?生き残れるかどうかは、あなた次第!「仕事を続けられる人」になるために必要な行動や習慣を、「仕事を失う人」と比較しながら解説する。 ・東大生となった君へ 真のエリートへの道 田坂広志《たさかひろし》 5:04 東大卒の半分が失業する時代が来る。論理思考と専門知識が価値を失う「人工知能革命」の荒波を、どう越えていくか─。東大で何を学ぶべきか、いかなる力を身につけて実社会に出ていくべきかを語る。 4.自然科学 ・マンモスのつくりかた 絶滅生物がクローンでよみがえる ベス・シャピロ 著 宇丹貴代実《うたんきよみ》訳 11:58 ・「こころ」はいかにして生まれるのか 最新脳科学で解き明かす「情動」 櫻井武《さくらいたけし》 7:27 行動を決めているのは意識ではなく「こころ」である。「こころ」はどのようにして人を動かしているのか。「こころ」の作動原理や、行動選択にかかわるメカニズムを、神経科学的な観点からひもとく。 ・画像ではわからないしつこい腰の痛みを治す本 イラスト版 井須豊彦《いすとよひこ》監修 5:34 ・治療格差社会 ドラッカーに学ぶ、後悔しない患者学 真野俊樹《まのとしき》 5:30 「糖尿病」と「がん」にかかった患者が、治療にあたって直面する悩みを物語風に展開し、ドラッカーの言葉を紹介しつつ、解決策を考える。患者の身近な問題についてもQ&A形式で解説する。 9.文学 ・めくるめく短歌たち 錦見映理子《にしきみえりこ》 4:25 短歌結社のこと、歌会のこと、好きなひとのこと…。歌人・錦見映理子がたくさんの短歌たちとの交遊を綴る。『NHK短歌』連載をもとに単行本化。穂村弘との対談も収録。 ・薬屋のひとりごと 5 日向夏《ひゅうがなつ》 10:45 宮廷では皇子《こうし》が生まれ、玉葉后《ぎょくようきさき》が正室になる。猫猫《まおまお》はいつものごとく事件に巻き込まれ、首を突っ込むことに。また壬氏《じんし》からの命令で、玉葉后の故郷、西都《せいと》へと向かうことになり…。『小説家になろう』掲載に加筆し書籍化。 ・剣客定廻り浅羽啓次郎[3] 奉行の宝刀 志木沢郁《しきざわかおる》 6:19 臨時廻りを襲った男を取り押さえた啓次郎は、男の口から3年前に起きた塗物問屋の後添い殺しに関する真実の一片を聞き出す。それが奉行所や大店の大物をも巻き込む事件の発端となり…。旗本出身の若さま同心が闇の真相を暴く! ・探偵日誌は未来を記す 西新宿瀬良探偵事務所の秘密 希多美咲《きたみさき》 6:28 従兄の戒成《かいせい》と共に探偵をしていた兄が事故死し、大学生の皓紀《こうき》は代わりに戒成の手伝いをすることに。だが、舞い込んでくる依頼が兄の遺品である「探偵日誌」に書かれていた内容と酷似していることに気付き…。 ・東海道品川宿あやめ屋 五十鈴《いすず》りく 8:40 時は文久2年。旅篭「つばくろ屋」の跡取り息子・高弥《たかや》は、伝手を頼りに品川宿の旅篭で修業を積むことになった。だが、辿りついた修業先の「あやめ屋」は薄汚れた活気のない宿で…。さびれたお宿の立て直し奮闘記。 ・落陽の道 小助川鐘一郎戦陣回想録 大坂高昭《おおさかこうしょう》編著 8:50 昭和14年、弘前第八師団に入営してから、昭和21年の復員まで、戦場で生死の境目を駆け抜けた男がいた…。出征からアジア各地への転戦、そして終戦まで、8年間を克明に記録した回想録。 ・全面支配 下 デイヴィッド・バルダッチ著 村上博基《むらかみひろき》訳 12:31 罠にはめられたジェイスンが、失踪直前に自宅宛てに送ったフロッピー・ディスク。拉致される直前に、誤ったアドレスに送付したEメール。 ・アルプスの少女ハイジ 思いやりの心が起こした奇跡 10歳までに読みたい世界名作 9 ヨハンナ・シュピリ作 横山洋子《よこやまようこ》監修 松永 美穂《まつながみほ》編訳 柚希《ゆずき》きひろ 絵 2:28 アルプスの大自然の中、生き生きと育つ少女・ハイジ。その後、都会の生活でいろいろな人や考え方と出会い、ますます成長していき…。スイスの作家・シュピリが描いた物語。 【定期刊行物】 週刊文春 11月 7日号 株式会社 文藝春秋《かぶしきがいしゃぶんげいしゅんじゅう》 週刊文春 11月 14日号 株式会社 文藝春秋《かぶしきがいしゃぶんげいしゅんじゅう》 週刊文春 11月 21日号 株式会社 文藝春秋《かぶしきがいしゃぶんげいしゅんじゅう》 週刊文春 11月 28日号 株式会社 文藝春秋《かぶしきがいしゃぶんげいしゅんじゅう》 ライト&ライフ 11月号 東京《とうきょう》ヘレンケラー協会《きょうかい》 秋田県点字図書館だより 11月号 秋田県点字図書館《あきたけんてんじとしょかん》 〇テキストデイジー図書の部 8.言語 ・声と話し方のトレーニング 村上由美《むらかみゆみ》 1巻 声は簡単なエクササイズで確実に変わるもの。素敵な声で話せれば、印象がよくなり、説得力はアップする!言語聴覚士が、医学的な知識にもとづいて、「声と話し方の技術」をわかりやすく伝授。 9.文学 ・十番斬り 剣客商売 12 池波正太郎《いけなみしょうたろう》 1巻 「まだ…まだ死ねぬぞ、まだ10人あまりもいる…」死病に冒されながら、世話になった村に巣くう無頼浪人どもの一掃を最後の仕事と心に決め、ひとり剣をにぎる中年剣客・村松太九蔵《たくぞう》。その助太刀に小兵衛《こへえ》剣が冴える。 ・白い鬼 剣客商売 5 池波正太郎《いけなみしょうたろう》 1巻 若き日の愛弟子を斬り殺された秋山小兵衛《こへえ》が、復讐の念に燃えて異常な殺人鬼の正体を追及する表題作など。 ・二十番斬り 剣客商売 15 池波正太郎《いけなみしょうたろう》 1巻 小兵衛《こへえ》にすら多くを語らぬ井関に忍びよる刺客の群れ。小兵衛は久しぶりに全身に力の漲《みなぎ》るのを感じるのだった。一方江戸城内では、三冬の父・田沼意次《おきつぐ》が窮地に。 ・波紋 剣客商売 13 池波正太郎《いけなみしょうたろう》 1巻 小兵衛《こへえ》の旧友を見舞っての帰途、大治郎の頭上を一条の矢が疾《はし》った。二日後、またもや…。その時、小兵衛の放った石塊《いしくれ》が夕闇を切り裂いた!表題作他5編。 ・春の嵐 剣客商売 10 池波正太郎《いけなみしょうたろう》 1巻 「名は秋山大治郎」とわざわざ名乗って辻斬りを繰り返す頭巾の侍。しかも狙われるのは、幕閣の中枢で対立する田沼意次《おきつぐ》と松平定信の家臣ばかり。意次の娘の夫である大治郎は窮地に追い込まれ身の証を立てるため、家から1歩も出ない暮らしを余儀なくされる。シリーズ初の長編 ・浮沈 剣客商売 16 池波正太郎《いけなみしょうたろう》 1巻 小兵衛《こへえ》は今も時折、二十六年前、門弟《もんてい》滝《たき》の仇討ちに立ち会った際の、相手方の助太刀山崎との死闘を思い出す。「生きていれば名ある剣客になっていたろうに」。そんなある日、蕎麦屋で見かけた崩れた風体の浪人は、敵討ちを成就し名をあげたはずの滝だった。 【定期刊行物】 秋田県点字図書館だより 11月号 秋田県点字図書館《あきたけんてんじとしょかん》 1巻