3.他館にある人気図書のご紹介 【点字図書】 1.遺稿《いこう》  立川談志《たてかわだんし》 著/山藤章二《やまふじしょうじ》 絵  4冊 立川談志《たてかわだんし》、2011年11月21日、喉頭癌にて死去。享年75。世の中を挑発し、常識に異を唱え続けてきた家元が、死の床で天才的な記憶力と執念で書き続けた遺作エッセイ。『週刊現代』連載を抜粋・再構成して単行本化。 2.医者の9割はうつを治せない  千村晃《ちむらあきら》 著  2冊 薬を飲んだだけでは治らない。断薬しただけでも治らない。薬を使わず、2000人のうつの患者を快方に導いた精神科医が、医療現場で起こっている問題点を率直に綴り、実際の症例をまじえながら「うつとは何か?」を考える。 【デイジー図書】 1.この世の春(上)  宮部《みやべ》みゆき 著  13時間41分 美貌の青年藩主・重興《しげおき》が、突然隠居を強いられるという変事のあった北見藩。重興《しげおき》の押し込められた座敷牢からは、夜な夜な奇怪な声が。亡者たちの叫びか、それとも…。サイコ&ミステリー長編。『週刊新潮』掲載を単行本化。 2.この世の春(下)  宮部《みやべ》 みゆき 著  13時間51分 多紀の献身は、重興《しげおき》の身に一人の救世主を産み出す。だがその出現は、まつろわぬ者たちへのリベンジに油を注ぐことに。彼らの悪意が憑依《ひょうい》した北見藩に活路はあるのか?サイコ&ミステリー長編。『週刊新潮』掲載を単行本化。