2.秋田県点字図書館の今月の新刊案内 貸出を希望される方は 秋田県点字図書館 電話 018-845-0031 直通電話 018-853-4035 FAX 018-845-7772 E‐mail tenji@fukinoto.or.jp までお申し込み下さい。 なお、貸出は一度に1人3タイトル2週間までです。 ○点字図書の部 ・東北の古代史2 倭国の形成と東北  熊谷 公男 企画編集委員/柳原 敏昭 企画編集委員  5冊 列島に稲作農耕が波及し、やがて「倭」としてまとまりつつあった時代、東北では古墳文化と続縄文文化という異なる文化が対峙した。全国の動きと関連しながら、特徴的な歩みをみせた東北を描き、日本史のなかに位置づける。 ・1945年のクリスマス 日本国憲法に「男女平等」を書いた女性の自伝 朝日文庫 ご36‐1  ベアテ・シロタ・ゴードン 著/平岡 磨紀子 構成・文  7冊 女性が幸せにならなければ、日本は平和にならない。10年間日本で育ち、22歳の若さで日本国憲法GHQ草案の作成に参加、現在の人権条項の原型を書いた女性の自伝。ジョン・ダワーの寄稿を増補して文庫化。 ・池上彰の18歳からの教養講座 現代世界を知るために 日経ビジネス人文庫 い21‐3  池上 彰 著・日本経済新聞社 編  5冊 高度経済成長の大きすぎた代償とは?米軍は日本を守ってくれるのか?イランはなぜ「悪の枢軸」になったのか?身近な疑問の背景にある日本と世界の現代史をニュースから学ぶ。 ・高校生が知っておきたい投資の教養 幻冬舎ルネッサンス新書 こ‐6‐1  小島 五郎 著  3冊 2016年から「子どもNISA(ジュニアNISA)」が制度化される。これからの日本に必要な「お金を動かすための基本知識」を、高校生でもわかるようにやさしく解説する。「経済テスト100問」も掲載。 ・アンコウはアヒージョで 八十五歳の美味しい台所  和仁 皓明 著  2冊 おいしい季節においしく料理する方法を知っている著者による、人生を豊かにする滋味深い食のエッセイ。春夏秋冬12カ月の、真似したくなる料理作法が満載。『朝日新聞』山口県版連載「美味しさの旬感」を単行本化。 ・高橋優自伝 Mr. Complex Man  高橋 優 著  5冊 幼少期から、デビューのきっかけとなった北海道でのインディーズ・ストリート時代、メジャーでの紆余曲折を経て、33歳の誕生日を迎えるまでの人生を徹底的に語り下ろし。コンプレックスを抱える人達へ贈る、高橋優のリアル。 ・独裁力 幻冬舎新書 か‐20‐1  川淵 三郎 著  3冊 末期的な状態だった日本バスケットボール界を、わずか半年で問題解決に導き、新リーグを設立、一躍救世主となった著者。その稀有なるリーダーシップと果てなきバイタリティーの源を明かす。 ・蜜のあわれ・われはうたえども やぶれかぶれ 講談社文芸文庫  室生 犀星 著  5冊 変幻自在の金魚と老作家の会話で構築する艶やかな超現実主義的小説「蜜のあわれ」。凄絶なガン闘病記「われはうたえどもやぶれかぶれ」など、著者晩年の名作5篇。 ・うわん[3] 九九九番目の妖 光文社文庫 こ39‐3  小松 エメル 著  4冊 真葛が九百九十九匹の妖を捕らえねばならない期限は、ひと月後に迫っていた。そんな折、弟・太一の実の親だという夫婦が現れる。太一の出生の秘密、うわんの正体…。数々の謎がとける時、真葛を待つ波乱の運命とは? ・真田を云て、毛利を云わず 大坂将星伝 下 講談社文庫 に34‐6  仁木 英之 著7冊 関ケ原で西軍は敗れ、毛利豊前守勝永は土佐に配流された。時は流れ、徳川家康が戦国の世に幕を引かんと、ついに豊臣家討滅の師を出す時、綺羅星の如き武将たちが亡き太閤の城に集う。毛利豊前守勝永の生涯を描く戦国絵巻。 ・北朝鮮崩壊 上 近未来小説  鄭 乙炳 著/尹 学準 訳/金 潤 訳  5冊 「'95年に南北統一」を目論む金日成が病に倒れた。全権力を掌握した金正日はソウル攻撃を命じるが…迫真の筆致で描く北朝鮮の近未来。 ・名探偵シャーロック・ホームズ 犯人はだれだ?するどい観察眼で事件解決 10歳までに読みたい世界名作6  コナン・ドイル 作/横山 洋子 監修/芦辺 拓 編訳/城咲 綾 絵  1冊 約100年前のイギリスを舞台に、どんなふしぎな事件も見事に解決してしまう探偵ホームズと、その親友ワトスンの活躍を描く。「まだらのひも」ほか全3編を収録。 ・ロビンソン・クルーソー ただ一人、無人島で生きる…世界一有名なサバイバル物語 10歳までに読みたい世界名作18  ダニエル・デフォー 作/横山 洋子 監修/芝田 勝茂 編訳/小玉 絵  1冊 船が遭難し、無人島へ流れついたロビンソン。たった1人、28年間のサバイバル生活が始まる…!約300年前にイギリスの作家デフォーが書いた名作物語。 定期刊行物 鍼灸の世界 豊桜 9月号 1冊 点字毎日 10月1日 1冊 点字毎日 10月8日号 1冊 点字毎日 10月15日号 1冊 点字毎日 10月22日号 1冊 点字毎日 10月29日号 1冊 ライト&ライフ 10月1日・15日 各1冊 新刊案内 9月号 秋田県点字図書館 1冊 ○テープ図書の部 定期刊行物 朝日新聞 10月 第1号 1巻 朝日新聞 10月 第2号 1巻 朝日新聞 10月 第3号 1巻 さきがけポスト 10月 上旬号 1巻 さきがけポスト 10月 中旬号 1巻 さきがけポスト 10月 下旬号 1巻 PHPスペシャル 10月号 2巻 点字図書館だより 10月号 1巻 ○デイジー図書の部 ・人生を変える読書 無期懲役囚の心を揺さぶった42冊 広済堂新書 060  美達 大和 著  6時間44分 獄中で数万冊を読破する“本の虫”の著者が、読書を通じて辿り着いた答えは「本で人は変われる」ということ。生きるために必要な概念や知識が得られる本、意欲や情熱が呼び覚まされる本を紹介する。 ・[マルチメディアデイジー]成功と失敗 哲学のおやつ‐10代からの考えるレッスン‐  ブリジット・ラベ 著/ミシェル・ピュエシュ 著/西川 葉澄 訳  1時間13分 おやつを食べるように気軽に楽しく、哲学にふれてみませんか?身近な例をとりあげ、「成功」「失敗」ってなんなのかを考えます。すぐに答えの出る問いではないけれど、今だからこそ考えたいテーマばかりです。 ・[マルチメディアデイジー]わたしが正義について語るなら ポプラ新書 011  やなせ たかし 著  3時間32分 正義を生きるのは大変だけれども、その中で僕たちが目指すべき正義とは…。やなせたかしが、アンパンマンや、たくさんのキャラクターを書く中で考えてきたことを語る。 ・日本の歴史がわかる本〈室町・戦国〜江戸時代〉篇 新装新版 これであなたも歴史通! 知的生きかた文庫 お12‐36 CULTURE  小和田 哲男 著  8時間23分 血で血を洗う下剋上の争乱から、信長、秀吉、そして家康の時代へ。室町・戦国〜江戸時代の“意外な真実”が見えてくる。 ・創造と挑戦は続く さきがけ新書 シリーズ時代を語る  虻川 東雄 著/秋田魁新報社 編 2時間33分 東光鉄工(秋田県大館市)の会長兼社長を務める虻川さんは鉱山盛況時に坑道崩落防止のアーチ枠で「曲げの東光」の声価を確立。さらには南極などで導入されている「東光ドーム」を開発しました。そうした事業進展の歩みとともに、企業家としての優れた経営感覚と情熱を鮮やかに描き出しています。 ・池上彰の君たちと考えるこれからのこと 未来を見通す力が、君の生きる力になる。  池上 彰 著  5時間43分 東京工業大学の大岡山キャンパスに身を置く著者が、現代史やさまざまな時事ニュースを足がかりに、感じたことや若者たちへのメッセージを記す。『日本経済新聞』連載「池上彰の大岡山通信若者たちへ」を加筆し、再編集。 ・日本よ、世界の真ん中で咲き誇れ  安倍 晋三 著/百田 尚樹 著  5時間53分 取り戻すべき日本とは何か。安倍総理大臣と小説家・百田尚樹が日本について語り合った対談ほか、百田尚樹による安倍晋三論や、安倍総理大臣が語った熱き想いなどを収録。『WiLL』掲載記事を一部加筆修正。 ・ハタハタ あきた鰰物語 民俗選書 Vol.22  田宮 利雄 著  4時間52分 ハタハタは秋田人にとってなくてはならない特別な魚だが、その生態には謎が多い。枯渇の危機に直面し、「3年間全面禁漁」を決断した過去など、ハタハタ漁の歴史や、食文化、文芸等、様々な角度からハタハタの魅力を紹介する。 ・唯脳論  養老 孟司 著  7時間29分 現代は脳の時代である。情報化社会とは社会が脳の機能に近づくことを意味する。現代人は言わば脳の中に住んでいる。脳は檻か、最後に残された自然なのか。 ・若冲 河出文庫 し1‐68  澁澤 龍彦 ほか著  7時間20分 いろいろな動植物、「もの」を先入観にとらわれずに自分の眼で描き、ユニークな羅漢石仏を刻んだ画家・伊藤若冲。その魅力を、辻惟雄、坂崎乙郎、沢田ふじ子ら全16人の執筆者が、さまざまな角度から掘り下げる。 ・紫草の縁 文春文庫 し56‐6 更紗屋おりん雛形帖[6]  篠 綾子 著  9時間40分 蓮次の帰りを待つおりんは、さびしさから針仕事ができなくなってしまう。そんなある日、大奥入りした煕姫と再会。大奥の派閥争いに巻き込まれそうになっていることを打ち明けられ、将軍綱吉主催の衣裳対決にのぞむことに…。 ・誰が星の王子さまを殺したのか モラル・ハラスメントの罠  安富 歩 著  7時間33分 王子はバラに支配され、その苦しみを抱えて生きていた。なぜバラの棘の話で王子は激昂したのか、なぜ王子はヒツジを欲しがったのか。モラル・ハラスメントの視点から読み解く、まったく新しい「星の王子さま」論。 ・不在の騎士 我々の祖先 白水Uブックス 海外小説永遠の本棚  イタロ・カルヴィーノ 著/米川 良夫 訳  6時間50分 勇猛果敢な騎士の甲冑の中はからっぽだった。肉体を持たず、意志の力によって存在するこの〈不在の騎士〉は、証を立てんと遍歴の旅に出る。人間存在の歴史的進化を奇想天外な寓話世界に託して描いた〈我々の祖先〉三部作開幕。 ・[マルチメディアデイジー]そらいろ男爵  ジル・ボム 文/ティエリー・デデュー 絵/中島 さおり 訳 19分 鳥が飛ぶ青い空と、読書をこよなく愛した男が、爆弾のかわりに投げたものは…。二頭身でちょびひげという、とぼけた風貌のそらいろ男爵が、ユニークな方法で国と国との戦いをやめさせたお話。 定期刊行物 週刊文春 10月5日号 週刊文春 10月12日号 週刊文春 10月19日号 週刊文春 10月26日号 明日の友 第230号 夏号 ライト&ライフ 10月号 秋田県点字図書館だより 10月号 ○テキストデイジー図書の部 ・ぼくのおじさん 改版 新潮文庫 き‐4‐23  北 杜夫 著  1巻 お小遣いはくれないし、宿題も見てくれない、スポーツだってさっぱりだめ、でもマンガだけは大好きぼくのおじさんときたら、人に自慢できるところなんか何ひとつない。やることなすこと全部的外れで、大学の先生なんて、とても信じられない。ぼくが作文の懸賞に入選したおかげで、一緒にハワイに行くことになったのだが…。 ・あるがままに自閉症です 角川文庫 ひ25‐3  東田 直樹 著  1巻 「障害があっても決して不幸にはならない」「自分にできることを一生懸命にやれば、これから先も生きていける」自閉症の著者が18歳の時に書いていたブログ(2010年10月〜2011年8月)に加筆・増補し文庫化。 ・エーリカ あるいは生きることの隠れた意味  エルケ・ハイデンライヒ 作/ミヒャエル・ゾーヴァ 絵/三浦 美紀子 訳  1巻 クリスマスの準備に忙しく、そして疲れてイライラしている道行く人も、私とエーリカを見れば微笑まずに入られなかった。エーリカというピンクの大きなブタのぬいぐるみが、生きることの意味をそっと教えてくれる大人の物語。 定期刊行物 秋田県点字図書館だより 10月号 1巻