3.他館にある人気図書のご紹介 点字図書 ・九十歳《きゅうじっさい》。何《なに》がめでたい  佐藤愛子《さとうあいこ》 著 人間は「のんびりしよう」なんて考えてはダメだということが、九十歳を過ぎてよくわかりました。御年九十二歳、もはや満身創痍《まんしんそうい》の佐藤愛子が、ヘトヘトでしぼり出した怒りの書。   ・ザ・ブラックカンパニー  江上剛《えがみごう》 著 水野剛太、25歳。高校卒業後ロックにのめり込むが芽は出ず、バイト先のコンビニも閉店の憂《う》き目に。ある日、フェラーリを乗り回す社長にスカウトされるが、そこはまさかのブラック企業で…!? ・安芸広島《あきひろしま》 水《みず》の都《みやこ》の殺人 旅行作家《りょこうさっか》・茶屋次郎《ちゃやじろう》の事件簿《じけんぼ》  梓林太郎《あずさりんたろう》 著 母親殺しの罪で服役後、出所したばかりの女性が茶屋の事務所を突然訪ねてきた。彼女の主張が真実か否か探るため、茶屋は宮島へ…。 デイジー図書 ・ドッグファイト  楡周平《にれしゅうへい》 著 運輸界最大手企業と世界的通販会社。物流の覇権《はけん》を巡る戦いが火花を散らす!物流の雄、コンゴウ陸送経営企画部の郡司は、入社18年目にして営業部へ異動した。担当となったネット通販大手スイフトの合理的すぎる企業姿勢に反抗心を抱いた郡司は、新企画を立ち上げ打倒スイフトへと動き出す。 ・老《お》いも病《やまい》も受け入れよう  瀬戸内寂聴《せとうちじゃくちょう》 著 脊椎圧迫骨折《せきついあっぱくこっせつ》で入院中にガンが見つかり摘出手術、半年間寝込んだものの、元気に復活した寂聴さんの力の源はどこにあるのか?闘病生活、リハビリ、今の日常生活など、94歳でなお書き続けられる若さと長寿の秘訣を綴る。 ・スーパーあずさ殺人車窓 山岳刑事・道原伝吉《みちはらでんきち》  梓林太郎《あずさりんたろう》 著 スーパーあずさの車内で男性が毒殺された。被害者の宮沢は死の直前に謎の女と会話をしていたらしい。長野県警刑事・道原伝吉は、女の正体を探るために、宮沢の故郷である蝶沢村へ向かうが、その生い立ちには深い闇が…。