3.他館にある人気図書のご紹介 点字図書 1.永い言い訳  西川 美和 著 長年連れ添った妻・夏子を突然のバス事故で失った、人気作家の津村啓。同じ事故で母親を失った一家と出会い、はじめて夏子と向き合いはじめるが…。死者と残された者たちの絆の不確かさを描く、感涙の物語 2.辛夷の花  葉室 麟 著 小竹藩の勘定奉行・沢井家の志桜里は近習の船曳栄之進に嫁いで3年、実家に戻されていた。藩政を巡る闘いが火を噴きつつある頃、隣家に剣を紐で縛り“抜かずの半五郎”と呼ばれる藩士が越してきて…。『読楽』掲載を書籍化。 3.わかれ  瀬戸内 寂聴 著 親しい友人も愛した男たちもすべて、もうこの世にはいない。病を越え、書かずにいられない衝動に突き動かされて紡いだ珠玉の小説集。 デイジー図書 1.危険なビーナス  東野 圭吾 著 弟が失踪した。彼の妻・楓は、明るくしたたかで魅力的な女性だった。楓は夫の失踪の原因を探るため、資産家である夫の家族に近づく。兄である伯朗は楓に頼まれ協力するが、時が経てば経つほど彼女に惹かれていき…。 2.陸王  池井戸 潤 著 老舗足袋業者「こはぜ屋」の四代目社長は、会社存続のために足袋製造の技術を生かしたランニングシューズの開発を思い立つ。従業員20名の地方零細企業が一世一代の大勝負に打って出る!『小説すばる』連載を加筆修正。 3.だから医者は薬を飲まない  和田 秀樹 著 「薬漬け医療」の裏側で、患者には薬を出しても、自分では飲まない医者の存在がある。医学部、厚生労働省、製薬会社などがそうさせているのだ。医者が薬を飲まない本当の理由を探り、日本の医療の実態を明かす。