2.秋田県点字図書館の今月の新刊案内 貸出を希望される方は 秋田県点字図書館 電 話 018-845-0031 直通電話 018-853-4035 FAX 018-845-7772 E-mail tenji@fukinoto.or.jp までお申し込み下さい。 なお、貸出は一度に1人3タイトル2週間までです。 点字図書の部 1.ギリシア神話神・英雄録  草野 巧 著   7冊 ゼウス、ポセイドン、アテナ、イカロス、ヘラクレス…。神や英雄が数多く登場するギリシア神話。そのなかでも特に活躍が目立つ神や英雄をピックアップし、神、英雄、アルゴー探検隊、トロイア戦争の順に紹介する。 2.〈猛〉列伝真田幸村と大坂の陣  渡辺 大門 著 1冊 真田幸村が築いた真田丸とは?方広寺鐘銘事件の背景とは?牢人たちはなぜ豊臣方に集まったのか?大坂の陣の概要を説明し、真田一族や幸村、大坂の陣の謎、幸村の最期の戦いなどについて、一問一答形式で解説する。 3.絵をつくる 人生を描く さきがけ新書 シリーズ時代を語る  佐々木 良三  著  秋田魁新報社 編  2冊 秋田魁新報連載「時代を語る」の「佐々木良三」編を一部加筆・修正。由利本荘市松ケ崎生まれの佐々木さんは秋田大で美術を学び、同大教授として自由な発想を重視した美術教育活動を展開。情熱あふれる指導ぶりや美術に対する熱い思いが鮮やかに浮かび上がる。 4.考えてるつもり  「状況」に流されまくる人たちの心理学  サム・サマーズ 著  江口 泰 訳  7冊 状況は、人々に影響を与え、その思考を色づけ、行動を導いている。状況の持つ力を、歴史的に有名なものも含めた数多くの実験や調査、ユーモア溢れる著者のちょっぴりトホホな体験を通して鮮やかに解き明かす。 5.解剖学的女性論  渡辺 淳一 著  4冊 作家でもあり医師でもある著者が、ヒステリーの女性、ウーマン・リブの女性、永遠の愛を信ずる女性、浮気な女性、レズビアンの女性、不感症な女性、嘘つきの女性など、さまざまのタイプの女性の恋愛心理を、豊富な医学・心理学的知識をもとに分析し、謎を秘めた女性の〈愛の真実〉に迫った異色のエッセイ。 6.共生社会を切り開く 障碍者福祉改革の羅針盤  佐藤 久夫 著  5冊 「障がい者制度改革」の背景や、そのひとつの結実である「骨格提言」の内容を丁寧に解説し、今後の障碍者福祉改革のあるべき姿を示す。 7.チェルノブイリと地球  広河 隆一 著  1冊 広河隆一がカメラで追いつづけたチェルノブイリ「10年の奇跡。」「私たちの生命の火を消さないで…」1986年4月26日。人類最大の危機から10年、子どもたちは何を目撃し、何を犠牲にしてきたのか。 8.歌舞伎家と血と藝  中川 右介 著  6冊 市川團十郎家はなぜ特別なのか?栄華を極めた二人の中村歌右衛門の戦略とは?明治から現在まで、歌舞伎界の名門七家の家と血と藝の継承の歴史を描く。  9.あて字のおもしろ雑学 意外な驚き・知的な楽しさ  フリ−ランス雑学ライタ−ズ 編著  4冊 なぜ、この言葉にこの漢字が当てられるようになったのか? 10.つうしんぼなんかとんでいけ  先生のとっておきの話14  埼玉・子どもと教師の文学の会 編  鈴木 たくま  絵  2冊 埼玉県内の小中学校に勤めている先生方が書いた本当にあったとっておきの話、九編。貧しさの中でも、けなげに生きようとする子どもが、どの作品にも顔を出しており、日本の子供たちがたどってきた小さな歴史の1コマを見るような思いがして、心うたれる作品。 11.余った傘はありません  鳥居 みゆき 著  3冊 4月1日に生まれた双子の姉妹、「よしえ」と「ときえ」。嘘をついてばかりの人生だけど、あのことだけは絶対に知られてはいけない…。奇才の女芸人が紡ぐ小説。書き下ろし「はだかの王様」も収録。 12.梅の香  出入師夢之丞覚書  今井 絵美子 著  4冊 最愛のひとを守るために―義理と人情の町・深川で市井の人びとの悩みを解決すべく、夢之丞は今日も奮闘中!大好評シリーズ第3弾 13.裏切りに啼く  牧 秀彦 著  4冊 最強の敵となったのは、最愛の弟子。師弟、激突!篤き漢たちの絆を裂く謀略の仕掛人を討て!好評シリーズ第四弾! 14.五代友厚  織田 作之助 著  5冊 異色の開明派志士として頭角を現し、経営手腕と財政感覚で倒幕に貢献。維新後は政界から実業界に転身し、大阪商法会議所の設立を始め、大阪の発展に尽くした五代友厚の生涯を描く傑作評伝時代小説。 15.最前線  熱き魂の彼方へ 4  竹島 将 著  5冊 巨大謀略戦が米ソを大きく揺さぶった。友情。裏切り。野望。そして挫折。男は誇りを賭けて、最後の闘いを挑む。 16.邪炎に吠える 巴の破剣  牧 秀彦 著  4冊 江戸で酒問屋を狙った付け火が連続していた。店の主たちの願いを受けた公事宿の元締めは、仕置き人・深谷真吾たちに、黒幕をあぶり出し、その始末を依頼してくる。付け火の折に乗じて火事場に乗り込み、犯人を次々に仕留めていく。好評シリーズ第三弾! 17.スープ屋しずくの謎解き朝ごはん(2)  今日を迎えるためのポタージュ  友井 羊 著  5冊 謎や悩みに効くスープ、あります−。東京のとある一角で、ひっそり早朝営業しているスープ屋「しずく」に集う人と謎を、シェフで店主の麻野がやさしく美味しく解決する!心温まる連作ミステリー第2弾。 18.巴の破剣 羅刹を斬れ  牧 秀彦 著  4冊 直参旗本の次男坊で、冷や飯食いに甘んじる深谷真吾。ただ励むは剣の修業のみ。久方ぶりに乳母一家に夕餉を馳走されるが、これが最後の宴となった。 19.響け!ユーフォニアム 3  北宇治高校吹奏楽部、最大の危機  武田 綾乃 著  6冊 北宇治高校吹奏楽部の副部長で、部の要とも言える3年生のあすかが全国大会を前に部活を辞めるという噂が流れた。母親との確執から受験勉強を理由に退部を迫られているらしい。はたして大会の行方は…。同名TVアニメの原作。 20.ヒュッテは夜嗤う 山の霊異記  安曇 潤平 著  3冊 冬の閉ざされた山小屋の一室で、初夏の緑が瑞々しい登山道で、山の怪は突如として牙を剥く−。登山者を異界へと導く、「山」の霊気に満ちた怪異譚。怪談専門誌『幽』ほか掲載に書き下ろしを追加して収録。 21.晴れた日は謎を追って がまくら市事件  伊坂 幸太郎・大山 誠一郎・伯方 雪日 ・ 福田 栄一・道尾 秀介  6冊 不可能犯罪ばかりが起こる街、蝦蟇倉市。この街の日常は、いつも謎に彩られている。伊坂幸太郎、大山誠一郎ら第一線で活躍する作家たちによる、不思議な街の道案内。珠玉の競作アンソロジー。 22.ザ・インターネット   フライシャー リオノ  著  大野 晶子 訳  4冊 1人のコンピュータ・アナリストがネット犯罪に巻き込まれてゆく様を描いた小説。コンピュータネットワークに隠された罠に彼女はたったひとりで立ち向かってゆく。 23.子供時代  リュドミラ・ウリツカヤ 著 ウラジーミル・リュバロフ  絵 沼野 恭子  訳  1冊 中庭のあるアパートに住む子供たちが出会った奇跡。祝福された、かけがえのない瞬間に、静かに心揺さぶられる6篇の物語を、ウラジーミル・リュバロフの絵とともに贈る連作短編集。 定期刊行物 鍼灸の世界 豊桜 5月号  1冊 点字毎日 6月5日  1冊 点字毎日 6月12日号  1冊 点字毎日 6月19日号  1冊 点字毎日 6月26日号  1冊 ライト&ライフ 6月1日・6月15日  各1冊 新刊案内 5月号 秋田県点字図書館 1冊 テープの部 定期刊行物 朝日新聞 6月 第1号 1巻 朝日新聞 6月 第2号 1巻 朝日新聞 6月 第3号 1巻 さきがけポスト 6月 上旬号 1巻 さきがけポスト 6月 中旬号 1巻 さきがけポスト 6月 下旬号 1巻 PHPスペシャル 6月号 2巻 点字図書館だより 6月号 1巻 デイジー図書の部です。 1.藤本蓮風経穴解説  増補改訂新装版  藤本 蓮風 著  30時間23分 北辰会方式の鍼灸で常用するツボ一穴一穴について、穴処・主治・応用・刺鍼を中心に解説を行い、絵図を随所に織り交ぜて示す。口授と実技で行った経穴学の講義録を基に書籍化。新たに経穴を追加した増補改訂新装版。 2.腸に悪い14の習慣  「これ」をやめれば腸が若返る  松生 恒夫 著  6時間57分 若々しく、病気知らずの体の土台となる器官・腸。しかし、腸をダメにする習慣を続けてしまっている人は多い。のべ4万人の腸を診てきた名医が、豊富な臨床経験と医学的実証をもとに「やめるだけ」で腸が若返る習慣を紹介する。 3.猫の古典文学誌  鈴の音が聞こえる  田中 貴子 著  6時間6分 長い歴史のなかで、猫と人はどのように生を分かち合い、寄り添ってきたのか。様々な時代の古典文学を平易な現代語に訳出し、息づく猫と人のドラマを丹念に読み取る。夏目漱石の「吾輩は猫である」の猫に関するエッセイも収録。 4.句集 花の種  橋村 幸代 著  49分 「天為」同人の著者の俳句300句を収めたもの。平明な明るい抒情性のある句が特徴である。 5.この子誰の子  NHKラジオ番組「ラジオ文芸館」  宮部 みゆき 著  43分 激しい雷雨の夜、留守番をするぼくの前にあらわれた女性は赤ん坊を抱いていた。その赤ちゃんはぼくの妹だという。このぼくに兄弟がいる可能性はあるのだろうか…? 6.車窓家族  NHKラジオ番組「ラジオ文芸館」  高田 郁 著  43分 ベストセラー「みをつくし料理帖」シリーズ、「銀二貫」の著者が、初めて現代の家族を舞台にした珠玉の短編集。 7.丁半ざむらい  NHKラジオ番組「ラジオ文芸館」  白石 一郎 著  43分 いまは隠居の身の十時半睡だが、藩の生き字引として尊敬を受け、藩士にからんだトラブルの相談がしばしば持ちこまれる。 8.藤十郎の恋 NHKラジオ番組「ラジオ文芸館」  菊池 寛 著  43分 元禄期の名優坂田藤十郎の偽りの恋を描く。 9.はぐれ名医事件暦 二 女雛月  和田 はつ子 著   6時間2分 出産直後に殺された若い女の骸が発見された。蘭方医・里永克生は、玉の輿を狙った娘達が通う甘酒屋をつきとめるが、娘達は行方知れずとなっていた。解明に乗り出す克生の前に、名門武家が糸を引く非道な稼業が立ちはだかり…。 10.化け猫、まかり通る  猫の手屋繁盛記  かたやま 和華 著  7時間16分 旗本の跡取りだが、ある事情で白猫の姿になってしまった宗太郎は、善行を積んで元の人の姿に戻るため、よろず請け負い家業「猫の手屋」を営む。彼のもとには、猫供養、仇討ちの見届けなど、一癖も二癖もある依頼が舞い込み…。 11.東藤倉商店街  NHKラジオ番組「ラジオ文芸館」  あさの あつこ 著  43分 「夏の甲子園」をめぐるドラマを描いた傑作短編。 12.ふしぎ駄菓子屋銭天堂  廣嶋 玲子 作  2時間50分 その駄菓子屋は、幸せと不幸のわかれ道。女主人・紅子が、きょうもお客さんの運命を駄菓子で翻弄する。駄菓子屋「銭天堂」を舞台にした不思議なお話。 13.おたふく  NHKラジオ番組「ラジオ文芸館」  岩阪 恵子 著  43分 〈大阪に所縁のある作家による、大阪を舞台とした小説〉のアンソロジー。 14.汐の恋文  NHKラジオ番組「ラジオ文芸館」  葉室 鱗 著  43分 ますます注目度が高まる歴史・時代小説。今の世に染みる人の情け。時代の空気に触れ、奥深い世界を堪能する―。 15.紙碑を刻んできた  野添 憲治 著  3時間18分 秋田県能代市在住のノンフィクション作家として活躍する野添憲治氏の子供時代からこれまでの歩みを聞き書きしたものです。 16.奥の細道 名句でたどるみちのくの旅  NHKラジオ番組「古典講読」  佐藤 勝明 解説  38時間7分 作品の一部を朗読した後、その部分の解説が入ります。朗読→解説→朗読→解説…を繰り返しながら全文を読み進めていくものです。※2014/4/5〜2015/3/28まで全51回放送された番組を1枚のCDに収録。 17.第50回 NHK障害福祉賞入選作品集  NHK厚生文化事業団  4時間57分 (最優秀)「気持ちいい!」って言っていいんだよ(優秀)「明日がまたある」(優秀)「自分のありか」(優秀)「義足という贈り物」(優秀)「それからの日々」(佳作)「今を生きる」(佳作)「過去の思い これからの私」(佳作)「毎日がスタート」(佳作)「小さな反逆」(佳作)「めぐりあえて 良かった」(矢野賞)「障害児を育てて、そして施設を作った」 18.鼠小僧次郎吉  NHKラジオ番組「ラジオ文芸館」  芥川 龍之介 著  43分 汐留の船宿で「色の白い、小柄な男」が、最近江戸に鼠小僧のような盗人がいなくなったことを嘆く。すると「色の浅黒い、小肥りに肥つた男」が旅先で出会った茶番のような鼠小僧の話を始める。 19.運命の輪 (下)  ディヴィッド・バルダッチ 著  北澤 和彦 訳  11時間26分 名前を変えて世界を転々としてきたルアンは、十年ぶりに帰国した。そこには宝くじの不正事件を追う男が待っていた。ルアンはどうなるのだろうか? 20.ブリジット・ジョーンズの日記 下 恋に仕事に子育てにてんやわんやの12か月  ヘレン・フィールディング 著  亀井 よし子 訳  9時間22分 もう二度と恋なんてできないと思っていたブリジットは、ツイッターで20歳も年下のロクスターと出逢う。フォロワー数に一喜一憂。ロクスターに夢中になったブリジットの恋の行方は? 世界中で愛されたベストセラーの続編! 21.フランツ・カフカ作品集  NHKラジオ番組「朗読」  F.カフカ 著  5時間2分 中編小説「変身」高橋義孝訳(新潮文庫 1952年)「カフカ短編集」池内紀訳(岩波文庫 1987年)※2015/3/30〜2015/4/24まで全20回放送された番組を1枚のCDに収録 22.アンネの日記  NHKラジオ番組「朗読」  アンネ・フランク 著  4時間33分 アンネは両親のことをこんなふうに思っていたんだ……。自分用と公開用の二種の日記に父親が削っていた部分を再現した「完全版」に新たに発見された五頁を追加。今明かされる親への思い。 定期刊行物 週刊文春 6月2日号 週刊文春 6月9日号 週刊文春 6月16日号 週刊文春 6月23日号 週刊文春 6月30日号 明日の友 第222号 初夏 ライト&ライフ 6月号 秋田県点字図書館だより 6月号 テキストデイジーの部 1.綾子はきょうも元気  いつも前をむいて歩いてきた  上條 さなえ 作  相澤 るつ子 絵  1巻 1936年に東京で生まれた塩浦綾子は、6歳のころから弟たちの面倒をみながら両親の手伝いをして育った。苦労の連続だったが、祖父からの「弱いもんの味方になれ」という教えを心に刻んで成長した綾子は…。 2.山中伸弥先生に、人生とiPS細胞について聞いてみた  山中 伸弥 著  緑 慎也 聞き手  1巻 決してエリートではなかった。「ジャマナカ」と馬鹿にされ、臨床医をあきらめた挫折から研究ははじまった…。iPS細胞作製に成功し、ノーベル医学・生理学賞を受賞した男が、研究人生のすべてをはじめて明かす。 3.小説・特定秘密保護法 追われる男  北沢 栄 著  1巻 “萎縮の法”の施行後に、いったい何が起こり得るのか。権力の腐敗を追及してきたジャーナリストが、特定秘密保護法の真実を抉る。官僚支配の強化に警鐘を鳴らす、衝撃のシミュレーション・ノベル。 定期刊行物 秋田県点字図書館だより 6月号  秋田県点字図書館 編