2.秋田県点字図書館の今月の新刊案内 2019年7月分の図書を紹介します。 タイトルの前につけた番号だけでも申し込むことができます。 ○点字図書の部 3.社会科学 ・フリーランス、40歳《よんじっさい》の壁《かべ》 自由業者《じゆうぎょうしゃ》は、どうして40歳《よんじっさい》から仕事が減るのか? 竹熊健太郎《たけくまけんたろう》 著 4冊 フリーランスが必ず直面することになる「40歳の壁」を、著者はいかに乗り越えていったのか?「自由業で表現業」の人に向けて、一生フリーで食べていくためのサバイバル術を伝える。都築響一《つづききょういち》らのフリーランス実録も収録。 ・人事屋《じんじや》が本音《ほんね》で語《かた》る管理職《かんりしょく》に伝《つた》えたい47の言葉《ことば》 鈴木秀明《すずきひであき》 著 2冊 管理者の心得、仕事の進め方、上司や部下との付き合い方…。大手人材開発会社の元人事部長で現人事コンサルタントの著者が、管理職に伝えたいことを、47の項目にまとめて紹介する。 ・「コミュ障《しょう》」の社会学《しゃかいがく》 貴戸理恵《きどりえ》 著 5冊 空気を読むのが苦手でも、人とつながって生きていける−。自身も不登校経験を持つ著者が、不登校やひきこもりに寄り添いながら、学校や職場を支配する「コミュニケーション至上主義」の背景を明らかにする。 ・オレは絶対《ぜったい》にワタシじゃない トランスジェンダー逆襲《ぎゃくしゅう》の記《き》 遠藤《えんどう》まめた 著 3冊 オレは男のはずなのに、なぜか女の体。おまけに女子校で、セーラー服姿の毎日。苦しすぎて、もう限界ー。そんな悩めるトランス男子の軌跡と冒険の記録。一人ひとりが生きやすい社会の実現を熱く呼びかける渾身のメッセージ。 4.自然科学 ・「代謝《たいしゃ》」がわかれば身体(からだ)がわかる 大平万里《おおだいらまさと》 著 7冊 脂肪は悪者なのか?「代謝がいい」とはどういうこと?酵素は身体によいのか?最も身近なブラックボックス=自分の体内で起きている真実に、豊富なたとえ話とイラストで迫る。 ・心《こころ》の疲《つか》れをとる技術《ぎじゅつ》 自衛隊《じえいたい》メンタル教官《きょうかん》が教《おし》える 下園壮太《しもぞのそうた》 著 3冊 体も心も酷使する現代社会。心の疲れは自覚しにくく、ある日突然折れてしまう。自衛隊のメンタルヘルスの教官が「心のムリ・ムダ・ムラ」を防ぎ、バランスよく生きていく実践的方法を伝授。組織を率いるリーダーにも役立つ書。 5.技術 ・「香り《かおり》」の科学《かがく》 匂《にお》いの正体《しょうたい》からその効能《こうのう》まで 平山令明《ひらやまのりあき》 著 4冊 自然にはどんな香りが存在するのか。人は新しい香りをどのように作りだしてきたのか。アロマテラピー、香水、シャンプーや石鹸などの香りは、人体にどのような影響を与えるのか。香りの神秘を最新科学で解き明かす。 ・ラーメン超進化論《ちょうしんかろん》 「ミシュラン一《ひと》つ星《ぼし》」への道《みち》田中一明《たなかかずあき》 著 3冊 近年、ラーメン店主たちの調理技術は飛躍的に向上し、ついにミシュランの星を獲得する店も誕生した。1杯1000円に満たない値段で体験できるその奥深き世界を、「ラーメン官僚」がレポートする。 7.芸術 ・“踊《おど》りごころ”につき動《うご》かされモダンダンス創作《そうさく》ひと筋《すじ》にシリーズ時代《じだい》を語《かた》る 棚橋鮎子《たなはしあゆこ》著《ちょ》  秋田魁新報社《あきたさきがけしんぽうしゃ》編《へん》2冊 ハイカラだった父親、反対された踊りの道、わらび座との出会い、能代ミュージカルのこと…。20歳で地元・能代にバレエスクールを開いてから60年間、モダンダンス、舞踊の創作を続けてきた著者が、自身の半生を語る。 9.文学 ・ヴンダーカンマー ここは魅惑《みわく》の博物館《はくぶつかん》 樫崎茜《かしざきあかね》著《ちょ》 上路《うえじ》ナオ子 画《が》 3冊 県立自然史博物館に職場体験に行った5人の中学生は、くじ引きで魚類、鳥類、哺乳類、古脊椎《こせきつい》などに分かれて、各部の仕事を手伝うことに…。魅惑の宝庫(ヴンダーカンマー)での、5人それぞれの刺激に満ちた1日を描く。 【定期刊行物】 鍼灸《しんきゅう》の世界《せかい》 豊桜《ほうおう》 6月号《がつごう》 桜雲会《おううんかい》 1冊  点字毎日《てんじまいにち》 7月《がつ》7日号《なのかごう》 毎日新聞社《まいにちしんぶんしゃ》 1冊 点字毎日《てんじまいにち》 7月《がつ》14日号《じゅうよっかごう》 毎日新聞社《まいにちしんぶんしゃ》 1冊 点字毎日《てんじまいにち》 7月《がつ》21日号《にちごう》 毎日新聞社《まいにちしんぶんしゃ》 1冊 点字毎日《てんじまいにち》 7月《がつ》28日号《にちごう》 毎日新聞社《まいにちしんぶんしゃ》 1冊 ライト&ライフ 7月《がつ》1日《ついたち》・15日号《にちごう》 東京《とうきょう》ヘレンケラー協会《きょうかい》 各1冊 新刊案内《しんかんあんない》 6月号《がつごう》 秋田県点字図書館《あきたけんてんじとしょかん》 1冊 ○テープ図書の部 【定期刊行物】 朝日新聞《あさひしんぶん》 7月《がつ》第1号《だいいちごう》 朝日新聞社《あさひしんぶんしゃ》 1巻 朝日新聞《あさひしんぶん》 7月《がつ》第2号《だいにごう》 朝日新聞社《あさひしんぶんしゃ》 1巻 朝日新聞《あさひしんぶん》 7月《がつ》第3号《だいさんごう》 朝日新聞社《あさひしんぶんしゃ》 1巻 さきがけポスト 7月《がつ》 上旬号《じょうじゅんごう》 秋田魁新報社《あきたさきがけしんぽうしゃ》 1巻 さきがけポスト 7月《がつ》中旬号《ちゅうじゅんごう》 秋田魁新報社《あきたさきがけしんぽうしゃ》 1巻 さきがけポスト 7月《がつ》 下旬号《げじゅんごう》 秋田魁新報社《あきたさきがけしんぽうしゃ》 1巻 PHPスペシャル 7月号《がつごう》 PHP研究所《ぴーえいちぴーけんきゅうしょ》 2巻 秋田県点字図書館《あきたけんてんじとしょかん》だより 7月号《がつごう》 秋田県点字図書館《あきたけんてんじとしょかん》 1巻 ○デイジー図書の部 1.哲学 ・私《わたし》、サンリオ男子《だんし》を好《す》きになってしまいました。心理《しんり》テストでわかる恋愛《れんあい》のし方《かた》・叶《かな》え方《かた》 サンリオ監修 5:06 あなたにぴったりの「サンリオ男子」とドキドキの日常を過ごしながら、心理テストに挑戦。5つの質問に答えていく中で、あなたの恋の傾向や抱えている悩みが明らかになります。恋愛が長続きする秘訣も紹介。 ・超訳《ちょうやく》 こころの禅語《ぜんご》 悩《なや》みを解決《かいけつ》する智慧《ちえ》の言葉《ことば》50選《せん》 村越英裕《むらこしえいゆう》著 6:30 四苦八苦、本来無一物《むいちもつ》、和顔愛語《わげんあいご》、両鏡《りょうきょう》相い照らす、吾唯足《われただた》るを知る、無尽蔵…。禅語をわかりやすい現代語にし、言葉が生まれた背景を解説しながら、日常生活で活用できる「超訳こころの禅語」に変換して紹介する。 3.社会 ・限界《げんかい》の現代史《げんだいし》 イスラームが破壊《はかい》する欺瞞《ぎまん》の世界秩序《せかいちつじょ》 内藤正典《ないとうまさのり》著 7:35 第二次大戦後の世界の安定を担ってきたシステムと秩序の崩壊。その末には何があるのか?トルコを中心としたスンナ派イスラーム世界の動向と、ロシア、中国といった新たな「帝国」の勃興《ぼっこう》を見据え、展望を解説する。 ・あきた歳時記《さいじき》 山田實《やまだみのる》 著 3:47 秋田県文化財保護協会・あきた民話の会各顧問の山田實さんのエッセー集。秋田県内を巡って見聞きした民俗、風習、方言などを山田さん独特のユーモラスな語り口でつづっている。 7.工学 ・もう一《ひと》つの「バルス」 宮崎駿《みやざきはやお》と『天空《てんくう》の城《しろ》ラピュタ』の時代《じだい》 木原浩勝《きはらひろかつ》 著 4:20 スタジオジブリ創立第1作にして会社の存亡がかかった「天空の城ラピュタ」。多くの難題に宮崎監督やスタッフたちはどう立ち向かったのか。元ジブリ制作進行が監督の素顔、制作過程、作品考察を交えながら創作秘話を描く。 9.文学 ・昼行燈《ひるあんどん》 布引左内影御用《ぬのぶきさないかげごよう》 和久田正明《わくだまさあき》著 6:44 美人の妻と賢い長男に恵まれた、間抜けた馬面の同心・布引佐内《ぬのびきさない》。世間では「昼行燈《ひるあんどん》」で通る四十男だが、法で裁けぬ悪人を斬る影の本性があった。ある時、佐内たちに御金蔵破りをした「大鴉《おおがらす》の弥蔵《やぞう》」の探索が命じられ…。 ・ふしぎ駄菓子屋《だがしや》銭天堂《ぜにてんどう》4 廣嶋玲子《ひろしまれいこ》 作  jyajya 絵《え》 3:22 その駄菓子屋は、幸せと不幸のわかれ道。女主人・紅子《べにこ》が、きょうもお客さんの運命を駄菓子で翻弄する−。「ヤマ缶詰とずるずるあげもち」「ウルフまんじゅう」など、駄菓子屋「銭天堂」を舞台にした不思議なお話、6編を収録。 【定期刊行物】 週刊文春《しゅうかんぶんしゅん》 7月4日号  株式会社《かぶしきがいしゃ》文藝春秋《ぶんげいしゅんじゅう》  週刊文春《しゅうかんぶんしゅん》 7月11日号 株式会社《かぶしきがいしゃ》文藝春秋《ぶんげいしゅんじゅう》   週刊文春《しゅうかんぶんしゅん》 7月18日号 株式会社《かぶしきがいしゃ》文藝春秋《ぶんげいしゅんじゅう》   週刊文春《しゅうかんぶんしゅん》 7月25日号 株式会社《かぶしきがいしゃ》文藝春秋《ぶんげいしゅんじゅう》    ライト&ライフ 7月号《がつごう》 東京ヘレンケラー協会   秋田県点字図書館《あきたけんてんじとしょかん》だより 7月号《がつごう》 秋田県点字図書館《あきたけんてんじとしょかん》  ○テキストデイジー図書 2.歴史 ・知《ち》の創造《そうぞう》を糧《かて》として シリーズ時代《じだい》を語《かた》る 佐々木毅《ささきたけし》 著《ちょ》 秋田魁新報社《あきたさきがけしんぽうしゃ》 編《へん》 1巻 秋田魁新報連載「時代を語る」の「佐々木毅」編を一部加筆・修正。佐々木さんは東京大学学長として学内改革を進め、専門の政治学・政治学史で学外でも積極的に発言してきた。その足跡をたどり、現代政治に向き合う学者としての情熱と責任感を克明に描く。 ・野良着《のらき》に魅《み》せられて シリーズ時代《じだい》を語《かた》る 福岡《ふくおか》サヨ 著《ちょ》 秋田魁新報社《あきたさきがけしんぽうしゃ》編《へん》 1巻 秋田魁新報連載「時代を語る」の「福岡サヨ」編を一部加筆・修正。旧合川町生まれの福岡さんは教員生活中に農村女性の歴史や文化の豊かさを再発見。退職後は野良着の民俗調査に着手し、次世代へ語り継ぐため活動してきた福岡さんの熱い思いを生き生きと描く。 【定期刊行物】 秋田県点字図書館だより 7月号 秋田県点字図書館 1巻