4.みんなの広場 ○利用者のみなさんより、俳句の投稿いただきました。 どくだみの 花の盛《さか》りや 古き街    荻野《はぎの》 けい さん ・薫風《くんぷう》や 寝返《ねがえ》る吾子《あこ》に 目をほそむ   宇佐美《うさみ》 咲子《さきこ》 さん ・姉《あね》の墓《はか》 見える鳥海《ちょうかい》 風薫《かぜかお》る      柿崎《かきざき》 妙子《たえこ》 さん ・床屋《とこや》出て いきなり会《あ》えり 風五月《かぜごがつ》   熊谷 幸二郎 さん ○三種町の武田《たけだ》金三郎《きんざぶろう》さんより投稿いただきました。エッセイ風自分史・三郎 その二  カエル 私が生まれ育った集落は八郎潟《はちろうがた》の東に接した純農村《じゅんのうそん》であったから、子ども時代の遊び場も田圃《たんぼ》や小川であった。家の周囲にはカエルどもが沢山《たくさん》いて、彼等《かれら》は格好《かっこう》の遊び相手であった。けれどカエルにとっては命を脅《おびや》かされる存在であったはずだ。カエルと遊んだ始めの記憶はアオガエルであった。ミゴワラ、と言っても今の子どもには分らないと思う。 稲の穂がついている茎がこれである。ミゴワラはハリガネのように細くてストロー状になっている。子どもの私はアオガエルの尻にこれを挿《さ》して空気を吹き込む。するとアオガエルのお腹がパンパンに膨らむ。そいつを小川に浮かべると膨らんだお腹を上にして流れていく。それだけで面白かったものだ。たぶんだがアオガエルは死んだと思われるが、幼い私には残酷《ざんこく》という自覚は育っていなかった。 今度はトノサマガエル。小学三,四年生の夏。はじめにトンボを捕まえて羽を半分むしり、糸に結《ゆ》わえて小川の草むらに立ち、トンボを水面にピシャピシャと上げたり下げたりの動作を繰り返すのである。しばらく続けていると、向こう岸からトノサマガエルがピョンと飛び出し、トンボをパクッと飲込《のみこ》むのだ。この瞬間、糸を引き上げると、トンボを喉《のど》の奥まで飲込んでしまったトノサマガエルがくっついてくる。 そいつをむんずとつかまえる。手早《てばや》くしないとポチャンと落ちてしまう。つかまえたトノサマガエルを思いっきりの力で小川の水に叩きつけると彼は気絶し、両手両足《りょうてりょうあし》をピーンと伸ばして真っ白いお腹《おなか》を上にして流れていく。五,六メートルほど流れるとトノサマガエルはやおら息を吹き返すと態勢を整え、みごとな平泳ぎでスイスイと泳いで草むらに逃げ込むのであった。 今度は稲の収穫が終わった晩秋に近い田圃《たんぼ》。畦《あぜ》に杭《くい》を打ち込んで稲を乾燥させたあと、どの畦《あぜ》にも杭《くい》を抜いた穴が点々と無数にある。この穴にヒキガエルが入って抜け出せないでいるのだ。これが半端《はんぱ》な数ではなかった。一つ穴に二匹も入っていたりする。たぶんネズミに追われたりトンビに狙われたりしてここに逃げ込んだのだろうけれど。穴は意外と深く、子どもの私の腕だと肩の付け根近い。底には冷たい水が溜まっている。 私は畦《あぜ》に横這《よこば》いになり、穴から出れないでいるヒキガエルたちをつかまえては田圃《たんぼ》に放り投げる。これは気持ちのいいものではない。冷たくなった水の中だからヒキガエルも冷たい。動作も鈍くなっているから、放り投げるとモサモサと這って行く。ようやく越冬《えっとう》に間に合ったことだろう。いったんやり出すと途中でやめにくくなる。やめたその先のヒキガエルは冬を前にこごえ死んでしまうのだ。 たぶんだが私ほどヒキガエルを助けた人はいないかもしれない。気になって次の日もその次の日も学校から帰るとわざわざ出かけたくらいだから。私が死んだあかつき、地獄に堕ちるのは先ず間違いない。極楽《ごくらく》のハス池から私を見つけたお釈迦様《おしゃかさま》はさっそくヒキガエルを遣《つか》わし、地獄から救い出してくれることだろう。 ○レシピコーナー 最後に、ご利用者様からのご希望によりこのコーナーにて料理レシピをお届けします。 いんげん・鶏胸肉《とりむねにく》を使ったレシピをご紹介します。   ○ニンジンとインゲンの明太子和え《めんたいこあえ》♪ あと一品ほしい。冷蔵庫に残っていた野菜と明太子《めんたいこ》をさっと炒《いた》め合わせたら、立派なおかずに。。。 材料 ニンジン  100g インゲン豆  60g 辛子明太子《からしめんたいこ》(甘口《あまくち》)  30g バター   5g みりん   小さじ1 だし醤油  小さじ1/2 【作り方】 @ニンジンは皮をむいてピーラーでそぎ切りする。インゲンは筋を取って薄く斜め切りにする。 A鍋にお湯を沸かし、インゲンを入れて1〜2分茹で、続いてニンジンを入れてさっと茹で、水にさらしてザルに打ち上げておく。 B鍋にバターを入れて火力弱で予熱し、バターがとけてきたら明太子を入れて火力中にして箸でほぐしながら加熱する。 C明太子の色が変わってきたらニンジンとインゲンを入れて混ぜ合わせ、みりん・だし醤油も加えてさっと炒合わせる。 Dそのまま鍋に置いておくと、野菜の食感が失われるので、出来たらすぐに器に取り出す。 【コツ、ポイント】 ニンジンとインゲンは茹で過ぎない様に食感が残るくらいが美味しい。 ○ナスとインゲンの揚げびたし 揚げて、めんつゆに漬けるだけの簡単レシピ♪ 材料 ナス  種類によって2〜3本 インゲン  1袋 めんつゆ  大さじ6くらい 揚げ油《あげあぶら》   適量 ■ ポリ袋(ジッパー付き袋でも可) 【作り方】 @ナスは乱切りにして水にさらして、よく水気をきっておきます。 インゲンは食べやすい長さにカットします。 A170℃くらいの油でナスがしんなりするまで揚げます。 Bインゲンは歯ごたえが残る程度に揚げます。 Cビニール袋にめんつゆと揚げたナスとインゲンを入れ、空気を抜いて口を縛る。 D10分〜15分くらいで食べられると思いますが、放置している間にメインのおかずを作っておくとちょうどいい染み具合になります。 Eインゲンの代わりにキュウリやシシトウを使っても◎!お好みでおろしショウガを加えても美味しいですよ♪ 【コツ、ポイント】 揚げたら熱いうちにめんつゆに投入します。漬ける時になるべく空気を抜くと味が染みやすくなります。   ○簡単チキンナゲット♪〜鶏胸肉で〜 鶏むね肉で安い!簡単!美味しい!これだけ作り300円ちょっとですヽ(・∀・)ノ 材料(4人分) 鶏むね肉  600g 卵     1個 酒・醤油・マヨネーズ  各大さじ1 小麦粉   大さじ6 塩     小さじ1弱 胡椒    適量 【作り方】  @鶏胸肉は皮と余分な脂を取り除き、包丁でたたく Aボールに卵を溶き、たたいた鶏肉と全ての材料を入れ良く混ぜ合わせる Bフライパンに5ミリ〜1センチ程度の油を温める Cスプーンですくって平らにならしながら両面きつね色に揚げれば出来上がり♪ 【コツ・ポイント】 最初にお肉をたたきますが、ここ、おおざっぱでおkなのでそんなに手間でもありません ☆ 薄切りにしてから粗みじんにし、適当にたたくだけです〜ヾ(*´∀‘*) 以上、「cook pad」掲載記事から抜粋しました。 他に何か、ご希望・ご意見がありましたら、お知らせください。お待ちしております。