7.おらがたあきてん 中学生職場体験学習の受け入れ 7月30日と31日に秋田市立将軍野中学校2年生3名の職場体験実習を受け入れました。様々な職業から働く意義や働くことの喜び、厳しさなどを体験し生き方について考え深めることができるよう目的としているものです。職場体験学習を終えた3名の感想を紹介します。 和賀隆太朗《わがりゅうたろう》さん 点字図書館の職場を体験してたくさんのことを感じました。点字を体験して、点字は難しいと思いました。でも点字を使って視覚に障害がある方は、文字を読んでいてすごいなと思いました。貸出業務を体験して、体験する前は、普通の図書館みたいかと思っていたら、お客さんに郵便で届けていることを知って、とてもびっくりしました。また、全国の図書館との間でも貸出をしていて、とても規模が大きいんだと感じました。 これらの体験をして、点字はとても大きな役割をしていると、あらためて思いました。また杖を持って歩いていたり、迷っている人がいたら勇気をだして声をかけてみようと思いました。これから視覚に障害がある方々に差別をしないで、接していきたいです。 小笠原奏人《おがさわらかなと》さん 2日間点字図書館で職場体験をして、来る前は目が不自由な方に本を受け渡しする施設だと思ってたんですが、実際に仕事をしてみて、目が不自由な方が実際に点字図書館に来て、本(点字図書)を借りるのではなく、本を借りるための専用のサイトがあり、そのサイトを使ってネットを用いて、本を借りるということは、初めて知りました。実際に本の貸出や本の返却を行ってみて、こうやって色んな人の所に届けられ、その届けられた本がかえってくるんだなと思いました。あと、本以外にも、デイジーというCDなどもあることも初めて知り、図書館だけど本だけじゃないんだなと思いました。 本やCDの並べ替えの作業もして、棚の空いている所を埋めるなどの作業をやって、それが1番大変な仕事でした。 点字で名前や学校名なども書いたり、点字の解読などもして、いい体験になった2日間だと思いました。 森田 千凛《ちり》さん 私は点字について小学校の時に体験しました。今日と昨日で貸出しの方法がPCとは思いませんでした。普通の図書館と同じなんだろうなと思っていたけど、全然違ってたので新鮮でおもしろかったです。たくさんのCDやカセット、本の管理の仕方とかもすべてが新鮮で楽しかったです。CDや本を正しい場所に返したり、探したりするのが宝探しみたいでした。私は視覚障がい者の人たちを助ける犬を見たことがあります。とてもいいことだなと思いました。 二日間の職場体験を通して、私は点字の重大さやそれを支える職員の方々がどのような仕事をしているのかわかりました。今回の学習したことを忘れずに自分ができることをしっかりとやっていくようにしていきます。 貴重な体験ができてよかったです。ありがとうございました。 貸出から 三人ともに真摯な態度でのぞみ、好感が持てました。 県立図書館のような公共図書館の業務を想像していたようですが、まったく違う体制であることに驚きを隠せないようでした。視覚に障害がある方々についても、話し合ってもらいました。この経験が三人にとって、大きな糧となってくれることと信じています。   点訳担当から 3人共に,小学生以来の点字体験でしたが点字特有の規則はすぐに理解し、点字シールをたくさん、作成してくれました。これからも点字を身近に感じてほしいと思います。