3.今月のオススメ図書 剣豪を主人公とした小説を紹介してほしいとのリクエストがありましたので、今月のオススメ図書として、何点かあげてみたいと思います。まず、剣豪小説について、調べてみました。剣豪小説とは、剣豪を主人公とした小説。いわゆるチャンバラシーンを骨格にして、宮本武蔵や柳生十兵衛のほかに、架空の剣士を活躍させる。 実在の人物を題材にしたものには、吉川英治「宮本武蔵」、山田風太郎「魔界転生」、村上元三「佐々木小次郎」、五味康祐「柳生武芸帳」など。架空の人物を題材にした柴田錬三郎の「眠狂四郎無頼控」が代表的。とありました。 吉川英治著の「宮本武蔵」は全8巻。点字版、デイジー版共に貸出できます。 「宮本武蔵」を題材にした小説は、ほかに、柴田錬三郎の「決闘者宮本武蔵 上・中・下」、早乙女貢の「剣鬼宮本武蔵」、峰隆一郎の「素浪人宮本武蔵」全10巻、司馬遼太郎の「宮本武蔵」全1巻などがあります。 柴田錬三郎の「眠狂四郎」は「眠狂四郎無頼控」全6巻、ほかに特別編など7タイトルがあります。 剣豪小説の著者で活躍された作家のひとりは昨年亡くなられた、津本陽氏ではないでしょうか。オススメに「柳生十兵衛七番勝負」、「塚原卜伝《ぼくでん》十二番勝負」などがあります。 いくつかご紹介しましたが、ほかにたくさんあります。貸出係りまでお問い合わせください。 また機会がありましたら、ご紹介したいと思います。 特集してほしい作家などありましたら、お知らせください。